「恥ずべきこと」「身震いした」モラタの美人妻が古巣ユーベ・ファンからの誹謗中傷に怒りの反論!

2019年03月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

ユーベ・ファンからも「恥ずかしい…」

モラタを支えるアリーチェ夫人。ユーベ移籍を決断したのはこのイタリア人パートナーの存在が大きかったとも。(C)Getty Images

 アトレティコ・マドリーのアルバロ・モラタにとって、古巣ユベントスとの"再会"はほろ苦いものとなった。

 3月12日に開催されたチャンピオンズ・リーグ決勝トーナメント1回戦の第2レグ、先発出場したモラタは、ジョルジョ・キエッリーニやレオナルド・ボヌッチら元同僚たちに封じ込まれて得点を奪えず。チームもクリスチアーノ・ロナウドにハットトリックを許して、2試合合計で2-3と逆転され、ベスト8進出を逃した。

 さらに、モラタは試合前からユベントス・ファンの一部から罵倒されていたようだ。しかも、その標的は自分だけではなく、家族にまで及んだという。

 イタリア『golssip.it』によると、あるユベントスのサポーターが、インスタグラムで「バスがスタジアムに着いた時に、アルバロや奥さん、そして小さな子供を侮辱する声を耳にしたのは、何よりも恥ずべきことだった」と明かしている。

「私たちは(ナポリからユーベに移籍した)イグアインを誹謗中傷する、ナポリ・サポーターを批判してきたはず。少なくとも、彼らは子供を罵倒することはなかった。(モラタの家族を侮辱した)ユーベ・ファンを恥ずかしく思う」
 
 このコメントに、イタリア人のモラタの妻、アリーチェさんが反応。「我が子を罵倒するメッセージがどれほどだったか。身震いするほどよ」と訴えている。

「サッカーは感動的なものであり、人を結びつけるもの。あくまでスポーツであり、一線を越えるべきじゃない。先日のユーベ・サポーターの件は恥ずかしく思う。

 試合は負けたけど(ユーベを祝福するわ)、私はつねに尊厳を持ち続ける。でも、わたしたち家族を侮辱してきた人たちは、それを失ってしまったのね。恥ずべきことだわ」

 かつて、重要な局面で得点を挙げてきたモラタは、ユーベのサポーターから愛されていた。にもかかわらず、一部の愚かなファンのためにモラタとその家族が心を痛めることになったのは、真のユベンティーノにとっても悲しい出来事だっただろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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