「ニシカワさえいなければ…」好守連発の浦和レッズ守護神を海外メディアが大絶賛!

2019年03月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「異彩を放った。強い責任感があってこそ」

数多の修羅場を潜り抜けてきた西川。敵地・北京で絶大な存在感を誇示した。(C)Getty Images

 まさに鬼神のごとくゴール前に立ちはだかった。

 水曜日に行なわれたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)第2節、北京中赫国安vs浦和レッズの一戦はスコアレスドローに終わった。圧倒的な攻勢を仕掛け、何度も浦和ゴールに迫ったホームチーム。4万近い敵地サポーターに溜息をつかせたのが、浦和の正守護神・西川周作だった。

 序盤から度重なるピンチを抜群の位置取りと反射神経で凌げば、DF陣との連携も申し分なし。バーやポストに助けられるなどやや幸運が味方した感は否めないが、厳しいアウェーの地で1ポイントを持ち帰る立役者となったのである。

 
 そんな西川のハイパフォーマンスを絶賛したのが、世界的ネットワーク『Fox Sports』アジア版だ。ACL第2節の特集において「今節の8名」に西川を選出。以下のように評している。

「2017年のアジア王者である浦和レッズはシュートを1本も撃てない状況だったが、きっちり1ポイントを奪取した。常に脅威であり続けた北京中赫国安にとっては、歯がゆいゲームだっただろう。シュウサク・ニシカワさえいなければ、彼らは快適な勝利を掴んでいたはずだからだ。浦和のGKは要所でビッグセーブを披露しただけでなく、どんな危険なボールがペナルティーボックス内に投じられようともまるで慌てず、異彩を放った。強い責任感があってこそだ」

 同メディアが選んだ8人にはほかに、鹿島アントラーズ戦で2得点を決めた元イタリア代表FWグラツィアーノ・ペッレ(山東魯能)や、中島翔哉が所属するアル・ドゥハイルを粉砕した元イタリア代表MFセバスティアン・ジョビンコ(アル・ヒラル)らが名を連ねている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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