大型補強の前触れか⁉新生R・マドリーが約65億円でブラジル代表DFを獲得!S・ラモスの去就に影響も?

2019年03月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨年9月にブラジル代表デビュー

今夏のマドリー加入が決まったミリタン。21歳の俊英DFだ。(C)Getty Images

 3月14日、レアル・マドリーが、ポルトに所属するブラジル代表CBのエデル・ミリタンの獲得を発表した。

 契約期間は2025年6月30日までで、チームに加わるのはこの夏から。移籍金は7月15日までの支払いなら5000万ユーロ(約65億円)で、それ以降なら7500万ユーロ(約91億円)となる。もちろん、3月11日に誕生したばかりのジネディーヌ・ジダン第2次政権では第1号の補強だ。
 
 21歳のミリタンは、昨夏にサンパウロからポルトに移籍すると、欧州初挑戦ながら、空中戦の強さを武器に瞬く間にCBの定位置を確保。昨年9月にはブラジル代表に初招集され、11日のエルサルバドル戦で初キャップを刻んでいる。

 今冬にペペが加入してからは右SBを務めるなど、ユーティリティー性も魅力だ。

 マドリーのCBと言えば、チャンピオンズ・リーグのアヤックス戦に敗れた後、主将のセルヒオ・ラモスがフロレンティーノ・ペレス会長と口論となったと『Marca』紙などが一斉に報じ、大きな話題となった。

『Sport』紙は、「ミリタンの獲得がセルヒオ・ラモスの去就に影響を与えるかもしれない」と報じている。

 俊英DFの加入で最古参のカピターノがクラブを離れるのか。このディールを呼び水に大型補強に動くのか。今後の動向から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

 
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