「500回は見直さないとね!」 名手ノイアーの打ち破ったマネのゴラッソを“熱血漢”クロップも大絶賛!

2019年03月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

CLのクラブレコードを更新したマネ

バイエルンという強敵相手にハイパフォーマンスを披露したのはマネだ。 (C) Getty Images

 現地時間3月13日、リバプールはチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第2レグで、バイエルンに敵地で3-1と勝利し、2シーズン連続のベスト8進出を決めた。

 ホームで0-0と引き分けていたリバプールは、開始早々の6分にジョーダン・ヘンダーソンが負傷交代。思わぬアクシデントでキャプテンを失ったが、26分にサディオ・マネの足下にピタッと収めてからの鮮やかなループシュートで名手ノイアーの守るゴールを破って先制に成功した。

 その後、一度は追いつかれたものの、69分にフィルジル・ファン・ダイクのゴールで勝ち越したリバプールは、84分にマネのこの日2点目となるゴールでダメ押し。バイエルンを8年ぶりのベスト16敗退に追いやり、準々決勝に駒を進めている。

 英公共放送『BBC』によれば、この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたマネは、CLのアウェーゲームで通算7点目。これはリバプールのクラブレコードとなるという。

 また、CLにおけるマネの得点のうち、決勝トーナメントで挙げたのは69パーセントにあたる9得点。10得点以上を記録している選手の中で、元クロアチア代表のイビツァ・オリッチ(10得点中7得点、70パーセント)に続く歴代2位の数字だ。
 
 そんな教え子の出色のパフォーマンスに熱血漢のユルゲン・クロップ監督も絶賛した。試合後、「先制点はおそらく500回くらい見直さなければいけないね。マネは見事だったよ」と、CLで10試合・10ゴールと好調のストライカーを称賛した。

 ファイナルを戦った昨シーズンに続き、ベスト8に進出したリバプール。クロップは、「見事な姿勢だった。前線の3人は見事だったね」とチームを誇っている。

「リバプールは欧州サッカー界のトップレベルに戻った。今夜の我々はそれを示したね」

 一方で、クロップは準々決勝に向けて、「どこが相手でも構わない。選手たちはこの大会が好きなんだ」と意気込んだ。

 プレミアリーグでも首位マンチェスター・シティと悲願のタイトルを競っているリバプールは、欧州の舞台でも昨シーズンに続いてファイナルまで勝ち進むことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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