ジダンがR・マドリーに正式復帰!古巣の窮地を救うため、カリスマ指揮官が9か月ぶりに電撃カムバック!

2019年03月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

モウリーニョが本命視されていたが…。

9か月ぶりにマドリーの監督の座に就いたジダン。チームの再建とCL出場権の確保が当面のタスクとなる。(C) Getty Images

 レアル・マドリーが3月11日(現地時間)、サンティアゴ・ソラーリ監督の解任とジネディーヌ・ジダン新監督の就任を発表した。契約期間は2022年6月30日まで。

 16年1月から2年半に渡ってマドリーの監督を務め、昨シーズン終了後の5月31日に退任したジダンは、わずか9か月での復帰となる。

 今シーズンのマドリーは開幕から調子が上がらず、10月末にジュレン・ロペテギ監督の解任に踏み切った。Bチームを率いていたソラーリに後を託し、一時は持ち直したかに思われたが、ここにきて失速。4連覇が懸かったチャンピオンズ・リーグ(CL)ではラウンド・オブ16でアヤックスに不覚をとり、コパ・デル・レイでも宿敵バルセロナに準決勝で敗れた。

 ラ・リーガでもそのバルサに12ポイント差をつけられており、タイトル獲得は絶望的な状況だ。
 
 求心力を失ったソラーリの下では、主将のセルヒオ・ラモスがフロレンティーノ・ペレス会長と口論、イスコがチームへの帯同を拒否するなどピッチ外でもゴタゴタが続き、後任探しが急ピッチで進行。10年夏から3シーズンに渡りマドリーを率いたジョゼ・モウリーニョが最有力候補と見られていた。

 だが、ペレス会長がこの窮地にチームの再建を託したのは、前人未踏のCL3連覇に導き、選手やファンからの信頼も厚いカリスマ指揮官だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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