【J1採点&寸評】仙台1-3神戸|MOMはVIPトリオの動きに対応した日本人アタッカー!! リージョ監督の修正力がスターたちを光らせる!

2019年03月10日 小林健志

仙台――30分までは悪くない展開だったが…

【警告】仙台=なし 神戸=三田(71分)、西(82分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】古橋亨梧(神戸)

[J1リーグ3節]仙台1-3神戸/3月10日(日)/ユアスタ
 
【チーム採点・寸評】
仙台 5

前半30分までは決定機も多く作れて先制に成功したが、その後は相手の流動的な動きを捕まえきれず前半のうちに同点とされ、後半はやすやすとカウンターから失点を重ねた。終盤の長沢投入も実らず完敗。

 
【仙台|採点・寸評】 
GK
1 シュミット・ダニエル 5.5
前半途中からオープンな展開に持ち込まれ、GKの責任と言えない失点もあったが、DFとの連係やポジショニングなど細かい部分にこだわれば防げた失点もあった。
 
DF
13 平岡康裕 5
前半立ち上がりは攻撃参加も見られ、先制点の場面でも良い位置取りができたが、先制点後は個の能力の高い相手に背後を取られる場面も多かった。
 
27 大岩一貴 4.5
背後のスペースを突かれたり、逆に前のスペースを使われたり、相手の強力攻撃陣を自由にさせすぎた。64分にはポドルスキのシュートをクリアし切れずオウンゴールも。
 
2 永戸勝也 5.5
ここ2試合よりも敵陣でクロスを上げる場面も増え、攻撃参加は脅威に。自身のコーナーキックで先制点をアシストしたが、守備面では軽さも目立った。
 
MF
23 シマオ・マテ 6.5
神戸の超一流選手に唯一個で対抗できていた選手。的確な間合いを取ってのボール奪取は見事で、守備時のポジショニングも良かった。彼がいなければさらに大量失点となった可能性も高い。
 
6 兵藤慎剛 5(72分OUT)
守備で奮闘しようとはしていたが、動きすぎるあまり、中盤でスペースを空ける場面が目立ち、オープンな展開に持ち込まれてしまった。
 
4 蜂須賀孝治 5
序盤は攻守に思い切りの良さを出せていたが、徐々にミスが目立ち、後半立ち上がりのジャーメインとの連係ミスから失点したのは痛恨。プレー精度に課題。
 
14 石原崇兆 5.5
攻撃面では鋭い縦突破からクロスやシュートで決定機を作り出し、良い面も見られたが、対人守備でもう少し強さを見せたかった。
 

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