広島が約6か月ぶりの白星!安堵の城福監督「サポーターと喜び合いたかった」「ゼロで抑えられたのが一番の要因」

2019年03月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ああいう泥臭い得点というのは、このチームに必要」とのコメントも。

ようやく掴んだ白星に、城福監督は胸をなでおろしたようだ。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ3節]C大阪0-1広島/3月9日/ヤンマー
 
 サンフレッチェ広島が、ようやく白星を挙げた。今年2月のACLプレーオフ、チェンライ・ユナイテッド戦をPK戦の末にモノにしていたものの、90分間での勝ち星は、昨年9月1日の鹿島戦(〇3-1)以来、約6か月ぶり。アウェーでセレッソ大阪を破った1-0の勝利に、広島の城福浩監督は安堵の笑みを浮かべた。
 
「本当に広島から多くのサポーターが来てくれて、彼らと喜び合いたかった。久々でしたね。サポーターと勝利の味を一緒に味わうのは」
 
 19分にエミル・サロモンソンのゴールで先手を取った広島は、そのまま守備のバランスを保ってC大阪の反撃を撥ね返し、1-0で試合を終わらせた。「ゼロで抑えられたので、そこが一番の要因だったと思います」と指揮官が振り返る通り、粘り強い守備がもたらした勝点3だ。
 
 また、サロモンソンのゴールも、「自分たちでチャンスを作って綺麗な得点もいいんですが、ああいう泥臭い得点というのは、このチームに必要」(城福監督)というもの。理想通りにいかないなかでも勝点3をもぎ取ったこの試合は、選手たちに自信を与えたに違いない。

 広島は12日に中2日でACL2節のメルボルン・ビクトリー戦を迎える。元日本代表の本田圭佑を擁する豪州の雄を相手に連勝を飾れば、その自信はより深まるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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