ベイルやオーバメヤンなど多士済々!「平成元年生まれ」でベスト11を組むと?

2019年03月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

アタッカー陣は役者が揃う。

『ワールドサッカーダイジェスト』誌が選んだ1989年生まれのベスト11。(C)Getty Images

 生年ごとにベスト11を選んで「最強世代」を見つけ出すのが、『ワールドサッカーダイジェスト』誌で好評連載中の「年代別ベスト11」だ。

 その6回目は、日本では平成元年に当たる「1989年生まれ」でメンバーを組んだ。

 攻撃陣は、なかなかの役者が揃った。プレミアリーグでゴールを量産しているピエール=エメリク・オーバメヤンの後方には、マルコ・ロイス&トーマス・ミュラーのドイツ人コンビとガレス・ベイルを配置。完全復活したロイスと比べると下降性を辿っているとはいえ、ミュラーはチャンピオンズ・リーグ(CL)とワールドカップを一度ずつ、ベイルはCLを4度制した経験があり、実績は十分だ。

 若い頃はこの世代のトップランナーのひとりだったセオ・ウォルコットは選外とした。

 いまだ世界最高峰に君臨するジョルディ・アルバが左SBを担う最終ラインも、まずまずの顔触れだ。右SBはデュエルで抜群の強さを発揮するセサル・アスピリクエタで、超攻撃型のジョルディとのバランスも取れている。

 CBには、そのスペイン代表DFと同じく、プレミアのメガクラブで守備陣を統率するトビー・アルデルワイレルドとクリス・スモーリングをチョイスした。

 やや手薄だったのが3列目で、ロイスとともにドルトムントを支えるアクセル・ヴィツェルと、トップ下が本職ながら、アイスランド代表などでセントラルMFもハイレベルにこなすギルフィ・シグルドソンを選出。とはいえ、両者とも、バルサで控えに甘んじているヤスパー・シレッセンとともに世界トップクラスとは言い難く、総合評価は「A」止まりか。

総合評価「A」(SS、S、A、B、C、Dの6段階)


●1989年生まれのベスト11●
【GK】
ヤスパー・シレッセン
代表:オランダ代表
現所属クラブ:バルセロナ

【DF】
ジョルディ・アルバ
代表:スペイン代表
現所属クラブ:バルセロナ

クリス・スモーリング
代表:イングランド代表
現所属クラブ:マンチェスター・U

トビー・アルデルワイレルド
代表:ベルギー代表
現所属クラブ:トッテナム

セサル・アスピリクエタ
代表:スペイン代表
現所属クラブ:チェルシー

【MF】
ギルフィ・シグルドソン
代表:アイスランド代表
現所属クラブ:エバートン

アクセル・ヴィツェル
代表:ベルギー代表
現所属クラブ:ドルトムント

マルコ・ロイス
代表:ドイツ代表
現所属クラブ:ドルトムント

トーマス・ミュラー
代表:元ドイツ代表
現所属クラブ:バイエルン

ガレス・ベイル
代表:ウェールズ代表
現所属クラブ:R・マドリー

【FW】
ピエール=エメリク・オーバメヤン
代表:ガボン代表
現所属クラブ:アーセナル

    ※『ワールドサッカーダイジェスト』2019年2月7日号より転載
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