３月８日、鹿島は昨季限りで現役を引退した小笠原満男氏のアカデミー・アドバイザー就任を発表した。
 
　小笠原氏はクラブを通じて、「鹿島アントラーズがさらに強くなるため、現役を引退した自分に何ができるのか、クラブとも話し合いを重ね、育成部門にアドバイザーという形で携わることになりました」と就任の経緯を説明。
 

　続けて、「これまで、プロサッカー選手として約20年間の経験を、トップチームの選手たちには伝えてきたつもりで、これからは育成年代の選手たちに自分が培ったものを還元していこうと思います。アカデミー出身の選手が一人でも多くトップチームに昇格し、アントラーズの中心、日本の中心として活躍できるよう、自分の力のすべてを注いでいきます」と新たな役職について意気込みを語った。
 
　今後はスクールからユースまで育成部門の全カテゴリーに対し、これまでのプロ経験を生かして実技や指導者のサポートを行なっていく。新たなスタートを切った"鹿島のレジェンド"に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWEB編集部