インテルを圧倒するもフランクフルトはゴールが遠く…フル出場の長谷部は無失点に貢献!

2019年03月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

長谷部は敵のCFを封じる。

ともにチャンスを作りながらも決定力不足に泣いたフランクフルトとインテル。勝負の行方は第2レグへ――。(C) Getty Images

 現地時間3月7日、ヨーロッパリーグのラウンド・オブ16第1レグが開催され、フランクフルトがインテルを迎えた注目の一戦はスコアレスドローに終わった。

 立ち上がりから一進一退のなか、徐々にペースを握っていったのはフランクフルト。左WBのフィリップ・コスティッチの攻め上がりからチャンスを作り出す。だが、13分に主砲セバスティアン・アレがシュートミスをするなど、得点には繋がらない。

 最初の決定機が訪れたのはインテルだった。20分、ラウタロ・マルティネスがジェルソン・フェルナンデスに倒されてPKを獲得。絶好のチャンスを迎えるも、マルセロ・ブロゾビッチのシュートはGKケビン・トラップに左手一本で止められてしまう。

 その直後のCKからミラン・シュクリニアルが狙ったヒールシュートもGKの正面を突いた。
 
 0-0で折り返した後半は、俄然ホームチームが攻勢を強める。完全にボールを支配するもなかなかゴールをこじ開けられない。エバン・エヌディカのクロスに合わせた54分のルカ・ヨビッチのヘッドは力なくGKにキャッチされ、69分にはフリーのマルティン・ヒンターエッガーが左サイドから送り込まれたボールに頭で合わせるも、枠を捉えられなかった。

 その後もドイツの雄が猛攻を仕掛けるも、最後までネットを揺らせず、スコアレスドローで終了。勝負の行方は第2レグに持ち越された。

 なお、3-5-2の3バックの中央で先発したフランクフルトの長谷部誠は、敵のCFマルティネスとのマッチアップで優位に立ち、シュート1本に抑え込むなど無失点に貢献している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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