【ルヴァン杯】“ケニアの怪人”オルンガが2発、J2の柏がFC東京に逆転勝利!鳥栖は仙台に敗れ公式戦3連敗に|Bグループ

2019年03月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

オルンガが身体能力を生かしたパフフルショットを炸裂!

鮮烈な2発でチームの勝利に貢献したオルンガ(26番)。ゴールパフォーマンスでもファンを熱狂させた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 3月6日、ルヴァンカップが開幕し、Bグループでは三協フロンテア柏スタジアムで柏とFC東京の一戦が行なわれた。
 
 J2で戦う柏はリーグ戦から大幅にメンバーを変更。大卒ルーキーの上島拓巳をCBで起用し、193センチのケニア人ストライカー、オルンガもスタートからピッチに立った。

 立ち上がりから一進一退の攻防が続くなか、ホームチームは30分に一瞬の隙を突かれる。右CKを与えると、FC東京の太田宏介が得意の左足でニアを狙う。このボールに中央大から今季加わった渡邉剛が反応。頭で合わせられ、柏は先制を許した。
 
 ホームで負けるわけにはいかない柏は後半に入ると、攻撃陣が奮起。そのなかで輝きを放ったのは、"ケニアの怪人"オルンガだ。65分、CKの流れからこぼれ球をパク・ジョンスが頭でゴール前につなぐと、背番号26は身を捩りながら右足で豪快に決めた。
 
 同点弾を決めたオルンガの勢いは止まらない。直後の69分、クリスティアーノがハーフラインを少し超えた位置からペナルティエリア内にボールを送る。ここに飛び込んだオルンガは左足でランニングボレー。バーに当たってネットを揺らすと、身体能力を生かした宙返りのパフォーマンスで逆転ゴールを喜んだ。柏はオルンガの2得点でFC東京を撃破し、好スタートを切っている。
 
 Bグループの残る1試合、鳥栖と仙台の一戦はアウェーの後者に軍配。

 仙台はプロ2年目のジャーメイン良が躍動する。45分、こぼれ球に反応して先制点を奪うと、72分にはPKでこの日2点目となるゴールを奪取。83分に鳥栖の谷口博之に1点を返されたが、直後に阿部拓馬がダメ押し弾を決めて勝負に蹴りを付けた。
 
 対する鳥栖はフェルナンド・トーレスを69分から投入し、カレーラス体制初勝利を目指したものの報われず。リーグ開幕から公式戦3連敗となった。
 
 この結果、Bグループは初戦を制した仙台が得失点差によって首位に立ち、同じく勝利を掴んだ柏は2位。敗れたFC東京が3位、鳥栖は最下位スタートとなった。2節は13日に開催。仙台とFC東京、柏と鳥栖の対戦が行なわれる。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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