「全員が低調だった」痛恨のミスを犯したクロースがアヤックス戦の大敗に言及

2019年03月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今シーズンは不調じゃない」

大敗を喫したアヤックス戦後にクロースが残したコメントは? (C) Getty Images

 現地時間3月5日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)のラウンド・オブ16第2レグで、ホームのレアル・マドリーが、アヤックスに1-4で大敗。トータルスコア3‐5で敗退が決定し、4連覇の夢は儚く散った。

 試合後、マドリーのMFトニ・クロースは『カデナ・コペ』のインタビューに応じ、「すべての選手が低調だった」と肩を落とした。

 なかでも、クロース自身が危険な位置で簡単にボールを奪われ、失点に繋がった1点目のシーンは悔やまれるに違いない。ハキム・ジイェフにプレスを掛けられたとはいえ、クロースの普段のキープ力を考えればミスと指摘されても仕方のないボールロストだった。
 
「僕自身も酷いパフォーマンスだった」と認めたうえで、ドイツ代表MFはこう続けた。

「フットボールでは、調子が悪い時期があるのは当然だ。だだ、このチームがこの3年間で達成したこと(CL3連覇)を考えると、今シーズン(の不調)は普通じゃない。チャンピオンズリーグで敗退したことには失望している。ただ、アヤックスの戦いぶりは勝利に値するもので、ベスト8に相応しいチームだった」

 クロースだけでなく、カリム・ベンゼマやカゼミーロなど、3連覇を支えた主力が軒並み低調に終わったマドリー。3日前にバルサとのクラシコに敗れたことでラ・リーガのタイトルはほぼ絶望的となり、コパ・デル・レイ、CLでも立て続けに敗退と、もはや欧州王者の面影を完全に失ってしまった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事