マドリーがまさかのCL敗退! その時、意図的警告で出場停止のS・ラモスはベルナベウの専用ルームで…

2019年03月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

マドリーはキャプテンの欠場が響く

スタンドでチームメイトたちの様子を眺めていたS・ラモス。その時、行なわれていたのは……。 (C)REUTERS/ AFLO

 それは、まさかの敗北だった。

 現地時間3月5日、チャンピオンズ・リーグ(CL)ラウンド・オブ16の第2レグが行なわれ、王者レアル・マドリーがアヤックスに1-4と敗戦。2戦合計3-5で屈辱的な逆転負けを喫した。

 この試合で、改めてその存在の大きさが証明されたのは、マドリーのセルヒオ・ラモスだった。

 2月14日に行なわれた第1レグの終盤に警告を受けたS・ラモスは、累積警告で第2レグは出場停止に。さらに試合後、意図的に警告を受けたのでは? という質問に「そうじゃないと言ったらウソになる」と答えたことから、UEFAが調査に乗り出し、結果、追加で2試合の出場停止となっていた。

 怒涛の反撃を仕掛け、瞬く間にゴールラッシュを決め込んだアヤックスを前に、マドリー守備陣は脆さを露呈。そこに、精神的支柱でもあったS・ラモスの欠場が大きな影響をもたらしたことは言うまでもなかった。

 そんなキャプテンは、チームメイトたちが苦戦している最中に一体何をしていたのか? スペイン紙『Marca』は、試合中の彼の動向を追っていた。

 ベンチにも入れないS・ラモスはこの日、試合会場となった本拠地サンティアゴ・ベルナベウにある、自らのプライベートルームで試合を観戦。しかし、その部屋には大掛かりなカメラクルーがいたことも目撃されている。

 同紙によれば、そのスタッフたちは『Amazon』で配信予定のドキュメンタリーの撮影班だったという。もちろん、撮影は前もって予定されていたことであるが、自身が欠場した試合で、ドキュメンタリーにはぴったりのドラマティックな展開の末にチームが敗退するとは、なんとも皮肉なものである。

 クラブ史上初めて第1レグに勝利しながら敗退を喫し、CL4連覇の夢が儚く散ったマドリー。今後、その責任を糾弾されるであろうS・ラモスは、いかにして名誉を挽回していくだろうか。

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