「シュートじゃないとか言われてますが…」乾貴士が今季初ゴールへの“疑惑”に笑って反論!

2019年03月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

CL出場を狙うアラベスで代えの利かない存在へ

ビジャレアル戦で千金の決勝点を蹴り込んだ乾。自身もファンも待ち望んでいた今季初ゴールだ。(C)Getty Images

 待ちに待った、今シーズン初ゴールだ。

 現地3月2日に行なわれたラ・リーガ第26節、アラベス対ビジャレアルの一戦。前者が2-1の快勝を収めたゲームで値千金の決勝点を決めたのが、日本代表MF乾貴士である。

 4-4-2システムの右サイドハーフで先発を飾った乾は、持ち前の鋭い仕掛けと献身的な守備で存在を誇示。すると1-1で迎えた77分、左サイドを抉ったホニのグラウンダーパスを中央で受けた乾が、左インサイドでダイレクトシュート。ふわりと浮いた球は相手GKの逆を見事に突く技あり弾となり、アラベスが勝ち越した。稀代のアタッカーにとってはエイバル時代の昨年5月5日、ジローナ戦以来となる、およそ10か月ぶりのリーグ戦ゴールだ。

 
 一夜明けて、乾は自身のSNSを更新。チームで歓喜を爆発させるロッカールーム写真を掲載しながら、とある"疑惑"をきっぱりと否定している。もちろんジョーク交じりでだ。

「昨日はアウェーでビジャレアル戦でした!
勝ちましたー!!
初ゴールも決めれました!
シュートじゃないとか言われてますが、シュートです!笑
直前でバウンドしたのでちょっとループ気味になったのはラッキーでしたが、シュートはちゃんと狙ってます
とにかくまだまだこれから、頑張っていきます」

 アラベスはこの勝利で暫定ながらチャンピオンズ・リーグ出場権が与えられる4位に浮上し、スペイン国内のメディアはこぞって殊勲の乾を称えた。シーズン終盤、はたしてどれだけのゴールに絡んでいくのか。さらなるハイパフォーマンスに期待だ。

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