「最高級のディフェンダーだ!」 トゥールーズ指揮官、加入1か月の昌子源を改めて高く評価

2019年02月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「技術が素晴らしいだけではなく、リーダーシップも兼ね備えている」

昌子がリーグ・アンでデビューして早1か月。CBの定位置を確保しつつ、そのプレーには苦労も垣間見える。 (C)Getty Images

 リーグ・アン第26節、カーンとホームで対戦したトゥールーズは、1-1のドローに終わった。前半アディショナルタイムに1点を奪われたホームチームだが、後半アディショナルタイムに辛くも同点に追いつき、連敗を阻止している。

 試合後の会見で、トゥールーズ監督のアラン・カザノバは「1ポイントでも取れてよかった」と安堵の表情を浮かべた。

 そして、今冬にトゥールーズが唯一の補強として獲得した昌子源にも話題が及んだ。加入して約1か月が経過し、リーグ戦やカップ戦など6試合を消化した昌子のパフォーマンスについて、このようにコメントしている。

「ショウジが私たちのチームに加わって1か月が経過し、この期間で、クラブは悪くない状態だと示すことができていると思う。

 彼は優れた技術の持ち主で、守備陣をけん引するリーダーシップも備えた、最高級のディフェンダーだ。これまで彼が日本で経験したものとは大きく異なるチームのスタイル、プレーに適合するため、裏ですごく努力をしていることも理解している。私もクラブも、彼の獲得に非常に満足しているよ」

 昌子は3バックもしくは4バックのCBとして定位置を確保しているが、リーグ・アンの攻撃陣を相手に、独特の間合いやリズムに苦戦している様子もみられる。その一方で、チームメイトからの信頼は厚く、守備の要として頼りにされる局面も多い。

 現在リーグ15位のトゥールーズは、次節はアウェーでリヨンと対戦する。残留争いに巻き込まれないためにも、勝ち星を重ねたいところだ。

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