ELでナポリと対戦するザルツブルク、伊メディアは南野拓実を“要注意人物”のひとりに選定!

2019年02月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ナポリにとって厄介な抽選」と報道。

ザルツブルク戦でナポリが警戒すべき選手として、イタリアメディアはこの南野の名を挙げている。(C)Getty Images

 UEFAは2月22日、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦の組み合わせ抽選を行なった。南野拓実が所属するレッドブル・ザルツブルクは、イタリアのナポリと対戦する。

 近年のセリエAでユベントスとタイトルを争っている強豪ナポリだが、カルロ・アンチェロッティ監督はクラブ公式ツイッターで、「ザルツブルクは国際経験豊富な素晴らしいチームだ」と警戒した。

「つい数か月前にEL準決勝を戦ったことを思い出せば分かるだろう。今シーズンもヨーロッパリーグのグループステージでは6戦全勝だ。我々は素晴らしい2試合をしなければならない」

 衛星放送『Sky Sport』も、「ナポリにとって厄介な抽選」と報道。オーストリアでリーグ5連覇中の王者で、今シーズンもここまで無敗を貫き、2位に勝点14差をつけて6連覇に向かっていると紹介した。
 
 また個人では、ナポリが昨夏に獲得に動いたシュテファン・ライナーや、「コンスタントに得点する」「チームのスター」とムナス・ダブールを称賛。そのうえで、「ほかにも前線の選手に注意」と続け、南野を警戒すべき選手として挙げている。

『Sky Sport』は、一連のフォトギャラリーの中に南野単独の写真も加えたうえで、「24歳の日本人・南野拓実は、すでにリーグ優勝を4度経験。今シーズンはスマイル・プレブリャクと同じく11得点を記録している」と、日本代表FWを要注意人物のひとりに選んだ。

 ナポリとザルツブルクが対戦するのは初めてだが、『Sky Sport』によると、ナポリはかつてのインターシティーズ・フェアーズカップでオーストリアのチーム(ウィーンSC)と対戦し、ラウンドを突破した経験を持つ。

 だが、ザルツブルクは欧州での直近6試合で3勝2分け1敗と、イタリア勢との対戦で好成績を残している。名将アンチェロッティが率い、今大会の優勝候補にも挙げられるナポリだが、ザルツブルクも昨シーズンのELセミファイナリスト。南野を含めたチームの活躍が期待されるところだ。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事