「私たちはいちばん弱いんです」韓国女子代表のイ・ミナが母国メディアに不退転の決意!

2019年02月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「韓国の外に出て学んだことは数知れない」

2年目のなでしこリーグ開幕が「楽しみでしょうがない」と語ったイ・ミナ。夏には韓国女子代表の主軸として、女子W杯の檜舞台にも立つ。写真:川本学

 なでしこリーグの強豪INAC神戸レオネッサに所属する韓国女子代表MF、イ・ミナが母国メディアの前で不退転の決意を語った。

 日本での沖縄キャンプを終えて、一路韓国へ向かった技巧派アタッカー。今夏にフランスで開催される女子ワールドカップに向け、代表チームの国内合宿に参加するためだ。韓国女子代表は2月22日に出国し、オーストラリアで開催される4か国対抗トーナメントに出場。オーストラリア、ニュージーランド、アルゼンチンと貴重なスパーリングを行なう。

 その出発前に、チームの大黒柱であるイ・ミナが取材に応じた。「私たちはワールドカップでいちばん弱いチームのひとつです」とし、「世界のプレッシャーは厳しい。それに負けないチームを作って大会に臨まなければなりません。その意味で今回の大会はとても大事な強化の場だと考えています」と語った。

 
 日本での生活も2年目。その点についてはこう述べている。

「私は日本で自分に足りないものをたくさん見つけました。日本の女子サッカーはプレッシャーが激しく、プレーのスピードも速い。いまはそれにようやく慣れて、2年目のシーズンが楽しみでしょうがないんです。韓国の外に出て学んだことは本当に数知れない。選手として成長するためには貴重な経験ばかりでした。なので一度は、外国でプレーしてみることをお勧めします」

 そして最後に、「私にとってワールドカップは初めて挑戦。悔いのないように全力を尽くしたい」と熱い想いを吐露した。

 今季のなでしこリーグは3月21日に開幕。INAC神戸は本拠地ノエスタで日体大FIELDS横浜と戦う。かたやフランス女子W杯は6月7日~7月7日まで開催され、グループリーグで韓国はフランス、ノルウェー、ナイジェリアと、日本はアルゼンチン、イングランド、スコットランドと同居している。
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