バルサのスアレス、またしてもゼロ…CLアウェーゲームでの“不発期間”がついに1500分を超える!

2019年02月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

バルベルデ監督は「心配していない」

このリヨン戦でも多くの決定機を作ったスアレスだが…。(C)Getty Images

 バルセロナは2月19日、チャンピオンズ・リーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第1レグで、リヨンと敵地で0-0と引き分けた。

 リオネル・メッシを擁するバルサは、リヨンに25本ものシュートを浴びせながらネットを揺らすことができなかった。データサイト『Opta』によれば、2003-04シーズン以降のCLにおいて、無得点に終わったバルサの試合の中では最多のシュート本数だという。

 とくに懸念されるのが、以前から欧州でのアウェーゲームでゴールできていないルイス・スアレスだ。

 英公共放送『BBC』によると、この日もノーゴールに終わり、CLのアウェーゲームでは2015年9月以降、1508分間無得点。ついに"不発期間"がまる一日(1440分)を上回ることとなった。
 
 今シーズンのCLではまだ得点がないスアレスだが、不振なのは欧州の舞台だけではない。ラ・リーガとコパ・デル・レイを含めた公式戦で6試合ノーゴール。直近10試合では2得点しか挙げていない。

 それでも『ESPN』によると、バルサのエルネスト・バルベルデ監督はリヨン戦後、「心配はしていない」とコメント。「彼がチャンスを手にしていなければ心配するがね」と強調している。

「それに、たとえ彼にチャンスがなかったとしても、彼はチームメイトのためにチャンスメイクをしてくれる。相手は彼を恐れるんだ」

 だが、得点を奪えなかったバルサは、CL決勝トーナメントのアウェーゲームで6試合勝利から遠ざかっている。『BBC』によれば、そのうち5試合でゴールを挙げておらず、2分け4敗という成績だ。

 もちろん、バルベルデ監督も「多くのチャンスを逃せば腹が立つ」としたうえで、「それでも私はリラックスしているよ。嫌なのはチャンスをつくれないことだ」と強調。ホームでの第2レグでの突破に向けて意気込んだ。

「内容から、勝利を期待したのは否定できない。(0-0は)危険なスコアだ。アウェーゴールのルールがあるからね。だが、カンプ・ノウでの我々は強い。すべては我々のファンの前で決まる」

 第2レグは3月13日。バルサはホームでリヨンからゴールを奪い、ベスト8に駒を進めることができるだろうか。
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