決めきれないバルサ…大量25本のシュートを放ちながら最後までリヨンの鉄壁を攻略できず

2019年02月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

バルサにとっては痛いスコアレスドロー。

デンベレ(右)も左右にポジションを入れ替えながらリヨン・ゴールに迫ったが…。(C)Getty Images

 現地時間2月19日に開催されたチャンピオンズ・リーグのラウンド・オブ16の第1レグ、リヨンとバルセロナの一戦はスコアレスドローに終わった。

 両チームともに持ち味を発揮し、ボール支配率もほぼ互角。時折カウンターを仕掛け合うオープンな展開も見られた45分を経て、スコアレスドローのままハーフタイムに突入したゲームは、後半立ち上がりも同様の展開を見せる。

 バルサは、70分までに6本のシュートを放ったリオネル・メッシを中心に、リヨン陣内を攻め立てるも、リヨンDFと守護神アントニー・ロペスの好守もあり、なかなかゴールが奪えない。
 
 一方のリヨンは、キャプテンでエースのナビル・フェキルを累積警告で欠いたこともあり、時間の経過とともに守備ありきのサッカーにシフト。その結果、後半は攻めるバルサ、守るリヨンという構図がより明確になった。

 なんとかアウェーゴールをもぎ取ってホームの第2レグを迎えたいバルサは、67分にデンベレを下げてフィリッペ・コウチーニョを、81分にはセルジ・ロベルトに代えてアルトゥーロ・ビダルを投入する。

 だが、左右に大きく揺さぶりをかけ、セルヒオ・ブスケッツがフィニッシュを担当した86分の攻撃も、リヨンGKロペスのファインセーブに阻まれた。

 90分、ゴール正面の絶好の位置から放たれたメッシのFKは壁を直撃。3分のアディショナルタイムもボールを保持しながら崩し切れなかったバルサは結局、大量25本のシュートを放ちながら、最後までリヨン・ゴールを割ることができなかった。

 カンプ・ノウで開催される第2レグは、現地時間3月13日に実施される。
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