復帰戦で同点PK弾の本田圭佑が巻き返しへ意欲「ちょっとブサイクな感じでも…」

2019年02月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「コンディションは満足できないですけど、足は大丈夫」

ウェリントン・フェニックス戦で復帰を果たした本田圭佑。(C) Getty Images

 メルボルン・ビクトリーの本田圭佑が2月15日に行なわれたAリーグ19節のウェリントン・フェニックス戦で約2か月ぶりに復帰し、同点PKを沈めてチームに勝点1をもたらした。本田は試合後、有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』でこの一戦を振り返っている。

 昨年12月中旬に右太腿のハムストリングを負傷し、9戦連続で欠場となっていた本田が、ついにウェリントン・F戦の55分に途中出場で戦列復帰。直後の57分に先制点を許してしまったメルボルン・Vだったが、66分にPKを獲得すると、これをGKの動きが「見えていた」という本田が冷静に沈めて追いついた。試合は、このまま1-1の引き分けで終了した。

 同点のPK弾を振り返った本田は「試合に勝てなかったのは残念ですけど、僕としては復帰してからすぐにゴールを取れたというのは、足も今の所問題ないし、自分自身の調子をあげていくためには目に見える良い結果ということは間違いないですね」と、まずはひとつの結果を残したことに安堵した様子を見せた。
 
 さらに、現在の状態を問われると、「まあ、コンディションは満足できないですけど、足は大丈夫です。ただ、チーム状況を考えると、正直足が良ければコンディションが良くなるまでという悠長なことも言っていられない。一刻も早くチームのために、勝点を取るために、ちょっとブサイクな感じでもピッチに立ち続けなあかんと思いますね」と語り、今後もピッチに立ち続ける意欲を示した。
 
 メルボルン・Vはウェリントン・F戦のドローで2戦連続未勝利。次節は23日にホームでメルボルン・シティとのダービーマッチに臨む。本田のさらなる活躍が注目される。
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事