「タケの目標はついに叶えられる」スペイン紙が久保建英の今夏バルサ復帰を報じる!

2019年02月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

18歳となる今年6月4日に復帰とも

東京五輪のヒーロー候補である久保は、スペイン紙の報道通り世界屈指のメガクラブへと舞い戻るのか。 写真: 滝川敏之

 横浜F・マリノスでのレンタル期間を終え、今季からFC東京に復帰した久保建英。このほどスペイン紙が報じたのは、彼が今夏に「バルセロナへ舞い戻る」というニュースだ。

 現地時間2月14日、スペイン紙『Mundo Deportivo』は、久保建英が18歳となる今年6月にバルセロナへ復帰することで基本合意したと報じた。

 2011年9月に世界屈指の名門の扉を叩いた久保。だが、2014年に国際サッカー連盟(FIFA)で原則禁止とされる18歳未満の外国人選手を獲得した̚ことで、バルサが制裁を受けてしまう。久保もその対象選手となり、スペイン国内での試合出場が禁止に。それを受けて、2015年にFC東京の下部組織に入団した。

 日本で再スタートを切った久保は着実に成長を続ける。その"原石"の動向をバルサはつぶさにチェックしてきた。『Mundo Deportivo』によれば、今年6月4日に18歳となるのを機に、久保は念願の古巣復帰を果たす見通しだという。

 同紙は次のように詳報している。
 
「およそ4年前に日本へ帰国したタケフサ・クボの目標は『いつかバルサへ戻ること』であった。それを叶えるためにタケは日本でのトレーニングを重ねてきたが、このままなにも起こらなければ、その目標は来シーズンについに叶えられる。

 タケは日本の期待の星だ。ゆえにバルサは彼がクラブを離れてからも動向を追い続け、そして今回の復帰実現に動いた。我々がクラブ関係者と選手側から得た情報によれば、タケとFC東京は2020年1月末までの契約を結んでいるが、そのなかには18歳の誕生日を迎える今年6月4日にバルサへ復帰できるという特記条項が含まれており、バルサ側がそれを行使することでFC東京と合意したようだ」

 さらに同紙はバルサ復帰後に久保は、「Bチームに加入することが決まっている」とも記しており、具体的な扱いについても言及している。

 2020年の東京五輪で主役候補と期待される久保。日本サッカー界の若き至宝は、ひとまず大願を成就させるのか。今後の動向が注目される。
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