インテル、今季絶望のクロアチア代表SBをA・マドリーに早期返却…“後釜”は今冬に確保!

2019年02月09日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

シーズン終了後の買い取りオプションも見送る

今シーズン、ここまで公式戦13試合で912分に出場。ヴルサリコは度重なる怪我の影響もあり、期待に見合う結果を残せなかった。 (C) Getty Images

 インテルは左膝の手術で今シーズン絶望となったシメ・ヴルサリコを、わずか半年で保有元のアトレティコ・マドリーへレンタルバックすることを決めたと、『Gazzetta dello Sport』紙が報じた。

 今シーズン開幕前にレンタルで加入したクロアチア代表の右SBだったが、9月のUEFAネーションズ・リーグのスペイン戦で左膝を負傷。インテルでは怪我の影響もあり、公式戦13試合で912分間の出場に止まっていた。

 早ければ2月中旬に手術を受け、ベルギーのアントワープでリハビリを行ない、クロアチアで休暇を取ってから、スペインへ戻ることなるようだ。

 右SBの不安を払拭したいインテルは今冬、ヴルサリコよりも買い取りオプション金額が650万ユーロ(約8億4500万円)も安い、サウサンプトンの右SBセドリク・ソアレスをシーズン終了までのレンタルで獲得。早速、2月3日のボローニャ戦で先発させると、セットプレーのキッカーを任せるなど、期待の高さを窺わせている。

 こうして無事に後釜を確保したことで、ヴルサリコに対しては、シーズン終了後の買い取りオプションを行使しないことも決めたようだ。
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