評価アップ? ダウン? 2月6日のクラシコに出場した全28選手と両監督に“審判”が下る…現地紙アンケート

2019年02月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

守備陣では唯一マルセロだけが…。

ともにダウン評が上回ったラキティッチとマルセロ。(C)Getty Images

 2月6日に実施されたコパ・デル・レイ準決勝第1レグ、バルセロナ対レアル・マドリーのクラシコは、1-1のドローに終わった。

 クラシコに出場する選手は当然、だれもがモチベーションに満ちあふれている。だがそれと、良いパフォーマンスを披露できるかどうかは別だ。今回も当然ながら、精彩を欠き、批判を浴びた選手もいる。

 スペイン紙『Marca』は、出場した28選手と両軍の指揮官を対象に、評価が上がったか下がったかを問うアンケートを実施。およそ18万人のユーザーが、それぞれに"審判"を下している。
 
 まず指揮官対決は、サンチャゴ・ソラーリ監督が勝利した。半数以上の59%によって「下がった」とみなされたバルサのエルネスト・バルベルデ監督に対し、マドリー指揮官については、ユーザーの75%が「上がった」と回答した。

 GKはともに高評価を勝ち取った。マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは全体の77%、ケイラー・ナバスは92%のユーザーが「上がった」と評価している。

 DF陣も、ネウソン・セメド(85%)、ダニエル・カルバハル(69%)、ジェラール・ピケ(79%)、セルヒオ・ラモス(75%)、クレマン・ラングレ(51%)、ラファエル・ヴァランヌ(72%)、ジョルディ・アルバ(67%)とその大半が評価アップ。唯一マルセロだけが「ダウン」と評価され、その数は全体の91%を占めた。

 中盤でダウン評が半数を超えた(54%)のは、バルサのイバン・ラキティッチただひとり。それ以外は両チームともにアップ評が上回った。マルコス・ジョレンテは77%、セルヒオ・ブスケッツは60%、ルカ・モドリッチは72%、アルトゥールは82%、トニ・クロースは66%のユーザーによって認められている。

 前線はマウコムが88%、ルーカス・バスケスが86%と、この試合の得点者であるふたりが多くのユーザーからのアップ評を獲得。その他では、マドリーのヴィニシウス・ジュニオールとカリム・ベンゼマがともに81%のアップ評を得たのに対し、バルサのふたりは揃って評価ダウン。ルイス・スアレスは67%のユーザーによって、フィリッペ・コウチーニョは91%のユーザーによって「ダウン」と断じられている。

 途中出場の選手たちは、アルトゥーロ・ビダル(58%)、カゼミーロ(66%)、カルレス・アレニャ(52%)、ガレス・ベイル(92%)、マルコ・アセンシオ(70%)と、こぞってダウン評価となった。リオネル・メッシですら51%と、僅差ながらダウン評価が上回っている。

 第1レグをドローで終えた両軍は、27日の第2レグでふたたび対戦し、さらにその週末に行なわれるラ・リーガでも顔を合わせる。このサンティアゴ・ベルナベウでの2連戦で、「評価アップ」を勝ち取ることができるのはだれになるのだろうか。

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