監督交代後のプレー時間はチーム内で21番目…イスコがSNSでふたたびソラーリ采配を批判!

2019年02月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

サポーターはイスコに味方か?

来シーズンもソラーリ続投なら、イスコは移籍の道を選択することになりそうだ。(C)Getty Images

 レアル・マドリーのイスコとサンチャゴ・ソラーリ監督の関係は、悪化の一途をたどっているようだ。少なくとも、イスコが指揮官の起用に不満なのは明らかだろう。ジュレン・ロペテギ前監督の下ではレギュラーだったイスコだが、ソラーリ監督の就任でポジションを失った。

 イスコと指揮官の確執がたびたび取りざたされる中、スペイン紙『Marca』によると、クラブOBのルベン・デ・ラ・レッドは『EFE』通信で、「マドリーではだれのことも待ってはくれない。すべての選手が優れており、ふさわしくない者は追い抜かれる」と、イスコに奮起をうながした。

 するとイスコはツイッターで、デ・ラ・レッドの発言に反応。「完全に賛成する」としたうえで、「でもチームメイトと同様にチャンスを与えられなければ変わってくる」と、ソラーリ監督から平等に出場機会を与えられていないとの不満をうかがわせた。
 
 イスコがソラーリ監督の下であまりプレーできていないのは事実だ。『Marca』紙によると、監督交代以降のプレー時間は515分とチームの21番目。イスコより少ないのは、怪我と復帰を繰り返しているヘスス・バジェホとマリアーノ・ディアス、そして今冬に加入したブラヒム・ディアスの3人だけだ。

 また、例えば、今季のパフォーマンスが批判の的となっているマルセロは、イスコより出場試合が2試合少ないにもかかわらず、プレー時間(1065分)は2倍以上となっている。

 ピッチで力を発揮する機会が少ないこともあってか、「イスコが言っていることは正しいか」との『Marca』紙のアンケートでは、6万人を超えるユーザーの74%が「イエス」と回答。同紙は「イスコは正しい」と題したコラムも掲載した。

 イスコとソラーリ監督はこのまま決別へと向かうのか。チャンピオンズ・リーグ3連覇の偉業に貢献し、多くの強豪が関心を寄せるイスコだけに、指揮官の進退次第では今シーズン終了後に移籍する可能性も騒がれている。
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