中島翔哉のアル・ドゥハイル加入が正式に発表! リーグ再開に備え、練習に参加

2019年02月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

現地でさっそく練習に参加

ポルトガルからカタールへ。活躍の場を移した中島は何を思うのか。写真は公式HPより

 中島翔哉の新天地が、カタールのアル・ドゥハイルに決まった。

 現地2月3日、カタールのアル・ドゥハイル公式サイトが日本代表MF中島翔哉を獲得したと発表。ポルトガル・リーグのポルティモネンセからの完全移籍で、移籍金や契約年数などは明らかにされていない。

 アル・ドゥハイルは公式SNSで「ようこそ、中島翔哉!」と歓迎の意を示した後、公式サイトで下記のように紹介している。

「アル・ドゥハイルはポルトガルのポルティモネンセから、日本人プレーヤー中島翔哉の加入に関する取引の手続きをすべて完了した。彼は、十字靭帯損傷のため、クラブでのシーズンを終えたナム・テヒの代わりに加入する。

 ショウヤはすでにチームでのトレーニングを開始している。カタールのスターズ・リーグはアジアカップで史上初の歴史的な快挙を遂げた代表チームのために中断していたが、今週末には再開する。そのための準備だ」

 アル・ドゥハイルは、カタール・リーグ2連覇中の強豪だ。先日就任が発表されたポルトガル人のフェリペ・ファリア監督は、名将ジョゼ・モウリーニョの右腕を務めたこともある人物。来季アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)への出場権も獲得しており、日本代表DFの塩谷司が所属するアル・アインと対戦する可能性もある。

 アル・ドゥハイルはこの1月、中島のほかに、ユベントスからモロッコ代表DFメディ・ベナティア、昨季J1ヴィッセル神戸でプレーしていたカタール代表DFアフメド・ヤセルを獲得している。

 また、同リーグのアル・サッドには元スペイン代表MFシャビ、アル・ガラファには元オランダ代表MFヴェスレイ・スナイデルが所属しており、彼らとのマッチアップも見られそうだ。

 中島はアラブ首長国連邦(UAE)で開催中のアジアカップのメンバーにも選出されていたが、1月2日のリーグ戦で右ふくらはぎを負傷。5日にUAEを離れてポルティモネンセに戻り、リハビリに励んでいた。復帰するかと思われていた1月29日のシャベス戦はベンチ外となり、試合後にアントニオ・フォーリャ監督が「彼は売却された」とコメントしており、行先が注目されていた。

 今回の移籍にあたり、中島本人のコメントなどはまだ発表されていない。

 日本が誇るアタッカーは新天地でなにを見せるのか。

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