中島翔哉の新天地は、カタールのアル・ドゥハイルで間違いなさそうだ。

　現地２月３日、同クラブに今冬加入したモロッコ代表DFメディ・ベナティアが自身のSNSに「新たな仲間、新たなチーム！ 神のご加護を」という言葉とともに、中島、そして同じく新加入のDFアフメド・ヤセルを含む３ショット写真を公開。まだ正式発表前ながら、中島が新ユニホームに身を包む姿が公開された。

　現在24歳の中島は、２年目のポルティモネンセで10番を背負い、主に左サイドハーフでプレー。今シーズンは13試合に出場して５ゴール・10アシストという記録を残していた。また昨年秋、森保一新政権が発足した日本代表ではすぐさま主力に抜擢され、類稀なセンスを持つアタッカーとして注目を浴びている。

　代表やクラブでの活躍ぶりから、ポルティモネンセからのステップアップ移籍が期待されており、プレミアリーグやラ・リーガ、ブンデスリーガなど複数のクラブが獲得に名乗りを挙げていた。

　移籍金の詳細は明らかにされていないが、事前の報道では3500万ユーロ（約45億5000万円）と報じられていた。これが本当であれば、過去に中田英寿がローマからパルマへ移籍した際に提示された約32億円を超え、日本人最高額での移籍となる。

　正式発表が待たれるところだ。