一番人気はクラブOBのシメオネ。
サポーターの一番人気はシメオネ(中)だが、最有力は以前から噂が絶えないコンテ(左)か。(C)Getty Images
グループステージ最終節で敗退したチャンピオンズ・リーグ(CL)に続き、インテルはコッパ・イタリアでもベスト8敗退に終わった。セリエAでも2019年に入ってからの2試合は1分け1敗。3位という順位にはつけているが、不振からルチアーノ・スパレッティ監督への風当たりは強くなっている。
契約延長交渉が騒がれる中、リーグ戦で5試合もゴールから遠ざかっている主将マウロ・イカルディに、プレミアリーグへの移籍志願で不協和音を生んだイバン・ペリシッチ、そして鳴り物入りで加入したにもかかわらず期待を裏切っているラジャ・ナインゴランと、インテルの問題は山積している。
契約延長交渉が騒がれる中、リーグ戦で5試合もゴールから遠ざかっている主将マウロ・イカルディに、プレミアリーグへの移籍志願で不協和音を生んだイバン・ペリシッチ、そして鳴り物入りで加入したにもかかわらず期待を裏切っているラジャ・ナインゴランと、インテルの問題は山積している。
だが、低迷の責任をもっとも問われるのは、やはり指揮官だ。就任から2シーズン。今シーズンはCL復帰を果たしたものの、タイトルや欧州トップレベルへの復活を望むオーナーの要望には応えられていない。イタリア・メディアは、シーズン後の監督交代を騒ぎだしている。
実際、スパレッティ監督はサポーターからの信頼を失いつつあるようだ。「だれがインテルを率いるべきか」というイタリア紙『Gazzetta dello Sport』のアンケートで続投を望んだファンは、1万8000人超の11.7%しかいなかった。
候補に挙げられているのは、前チェルシー監督のアントニオ・コンテ、アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督、そして前マンチェスター・ユナイテッド監督のジョゼ・モウリーニョだ。
サポーターの間でもっとも人気なのが、現役時代にインテルでプレーしたシメオネ監督。45%と半数近いファンからの票を得た。2番人気は、以前からインテル行きの噂が絶えないコンテ。29.6%と3割近いサポーターが就任を希望している。
意外だったのが、13.7%の得票率に終わったモウリーニョ。2010年にイタリア勢初の3冠を成し遂げ、インテリスタのアイドルとなったモウリーニョだが、チェルシーやユナイテッドでの直近の結末から、再任を望む声は大きくないようだ。
いずれにしても、スパレッティ監督がベンチの座を守るには、来シーズンのCL出場権の確保と、ヨーロッパリーグでの躍進が最低条件となるだろう。コッパ・イタリア敗退から初の試合となる2月3日のボローニャ戦で、インテルは公式戦4試合ぶりに白星を取り戻すことができるだろうか。
実際、スパレッティ監督はサポーターからの信頼を失いつつあるようだ。「だれがインテルを率いるべきか」というイタリア紙『Gazzetta dello Sport』のアンケートで続投を望んだファンは、1万8000人超の11.7%しかいなかった。
候補に挙げられているのは、前チェルシー監督のアントニオ・コンテ、アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督、そして前マンチェスター・ユナイテッド監督のジョゼ・モウリーニョだ。
サポーターの間でもっとも人気なのが、現役時代にインテルでプレーしたシメオネ監督。45%と半数近いファンからの票を得た。2番人気は、以前からインテル行きの噂が絶えないコンテ。29.6%と3割近いサポーターが就任を希望している。
意外だったのが、13.7%の得票率に終わったモウリーニョ。2010年にイタリア勢初の3冠を成し遂げ、インテリスタのアイドルとなったモウリーニョだが、チェルシーやユナイテッドでの直近の結末から、再任を望む声は大きくないようだ。
いずれにしても、スパレッティ監督がベンチの座を守るには、来シーズンのCL出場権の確保と、ヨーロッパリーグでの躍進が最低条件となるだろう。コッパ・イタリア敗退から初の試合となる2月3日のボローニャ戦で、インテルは公式戦4試合ぶりに白星を取り戻すことができるだろうか。