最高点は南野! 痛恨ハンドの吉田は…アジア杯決勝の森保ジャパン全選手を海外メディアが採点

2019年02月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

カタールには「満点」を獲得した選手も!

今大会初ゴールを決めた南野に、日本代表の中では最高評価がついた。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 現地時間2月1日、UAEのザイード・スポーツシティ・スタジアムで行なわれたアジアカップ決勝で、日本代表はカタール代表と対戦。前半にアズモエル・アリらに2点を奪われてリードを許し、後半、南野拓実による1ゴールを挙げるも、83分にPKで加点されて、1-3の敗北で2大会ぶり5度目の優勝を逃した。

 米スポーツ専門チャンネル『Fox Sports』アジア版は、この試合を「世界中に衝撃を与える結果だ。カタールは日本を破って、アジアのチャンピオンになった。しかも、大会全体で1つのゴールを決められただけで、決勝でも素晴らしい戦いぶりを披露した。カタールにとって歴史的な日だ」と評している。

 また、出場した全選手の寸評・採点を掲載。日本代表で最も高い評価を獲得したのは、今大会での自身初ゴールを決めた南野拓実で、10点満点中の8点。これに、7点を獲得した大迫勇也、堂安律、塩谷司が続いた。

 日本の出場選手の採点と寸評は以下の通り。

GK 権田修一(採点5)
「普段はもう少し信頼が置けるが、今夜の権田は良くなかった。先制されたゴールと、2点目に関しては、もう少しうまくやれたはずだ」

DF 酒井宏樹(5)
「全体的に出来の悪いチャレンジ。うまくないプレーがイエローカードを呼び込んだ。前半は、守備のマークもうまくできていなかった」

DF 冨安健洋(6)
「このトーナメントでは素晴らしい活躍をした。しかし決勝に限っては、アルモエズ・アリとの駆け引きがうまくできなかった」

DF 吉田麻也(5)
「PKを与えたプレーといい、うかつなプレーが多かった。失望した」

DF 長友佑都(6)
「後半の守備は安定し、うまく相手を誘い込んでいたが、全体を通してタイトな守備ができていなかった」

MF 塩谷 司(7)
「時間が経つにつれ、良くなってきた印象だ」

MF 柴崎 岳(6)
「イエローカードをもらった他、本来の流れるような素晴らしいプレーは見られなかった」

次ページ日本の前線に対する評価は…

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