アジアカップ決勝の主審はウズベキスタン人の名レフェリーに決定! サウジ戦では日本が判定に悩む場面も…

2019年02月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

アジア最高の審判とも称される名レフェリー

カタールとの決勝で笛を吹くことになったのはアジアでも屈指の実績を持つイルマトフ氏だ。 (C) Getty Images

 現地時間2月1日に行なわれる日本代表とカタール代表によるアジアカップ決勝を裁く主審が、ウズベキスタン人のラフシャン・イルマトフ氏に決定した。

 イルマトフ氏はアジアの頂上決戦を裁くのに相応しい人物だと言える。

 現在41歳の同氏は、2010年の南アフリカ・ワールドカップで、当時32歳の若さで主審を担当。ワールドカップで笛を吹いた史上最年少記録を更新した。その後2014年のブラジル大会と昨夏のロシア大会でも採用された実績を持っている。

 アジア・サッカー連盟(AFC)の年間最優秀審判賞も過去に5度(2008年、2009年、2010年、2011年、2014年)も受賞しており、アジア最高とも称される名レフェリーだ。
 
 そんなイルマトフ氏は今大会の決勝トーナメント1回戦の日本対サウジアラビア戦で主審を担当。その際には、日本の選手たちが同氏のレフェリングに不満げな表情を浮かべるシーンが散見。原口元気は、「ボールを取りに行ったら全部ファウルになる」と判定基準に悩まされたことを吐露していた。

 それだけに日本としては、カタールの出方を窺うこともさることながら、イルマトフ氏のジャッジ基準をいち早く感覚的に掴むことも求められる。

 しかし、同氏は、日本が4度目の戴冠を成し遂げた2011年のアジアカップ決勝の笛も吹いており、その点においてはサムライブルーとの相性は良いと言えそうだ。
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