日本対ウルグアイ・監督コメント|ハビエル・アギーレ監督「両チームの差は得点場面でのプレーの差」

2014年09月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

ゴールを“プレゼント”してしまったのはいけなかった。

致命的なミスで2点を献上してしまった点については何度も厳しく指摘していたアギーレ監督。 (C) SOCCER DIGEST

◇試合の感想

 両チームとも戦ったゲームだったが、ディフェンスの面でふたつの大きなミスを犯してしまい、"カップ"を失うことになった。ビッグチームと対戦して何かを得ようとするなら、これらのミスから何かを学ばなければならない。ウルグアイのようなビッグチームの前でミスを犯せば、このようにやられてしまう。相手の経験と、我々のミスが違いを生んだと思う。

 こういう結果になったが、私は満足もしている。日本代表は非常に若いチームで、この試合で4人の選手がデビューを果たした。我々はこれから、しっかり仕事をしていかなければならない。火曜日にはベネズエラ戦が控えているが、前を向いて進んでいきたい。
 

◇質疑応答

――満足している部分とは具体的にどういう部分か?

 チームが"戦った"こと。気持ちで負けていなかったことだ。2度の失点を喫したが、そこで落ち込むこともなかった。選手個々にも良かった部分があったが、これは先に選手に伝えたい。
 
――新しい布陣で、新しい選手も何人か入り、ぎこちない部分もあったが、選手たちの適応力や修正力については?

 昨日の会見でも、3つのトレーニングセッションしかしていない状態でウルグアイと対戦するのは楽ではない、と話した。ウルグアイは、世界でもベスト10に含まれるチーム。そういう相手と対戦することで、我々は学ばなければいけないということだ。彼らと同じレベルでやりたいのなら、そこで学んで努力しなければいけない。

 ただ、ゴールを"プレゼント"してしまったのはいけなかった。ああいったミスは避けなければならない。
 
――相手の経験と自分たちのミスが勝負を分けたと話したが、攻撃面の評価は? また、今日は本田(圭佑)が主将を務めたが、今後も継続するのか?

 攻撃では、相手より多くのCK(3対2)を得ることができたし、FK(22対15)もこちらの方が多かった。そして、シュートも何度が打てた(8対8)。皆川(佑介)がフリーでGKの前でヘディングシュートを打ちながら、ボールが上に行ってしまった場面もあったが、攻撃には失望していない。まだまだ、練習しなければならないが。

 キャプテンについて選手たちに伝えたのは、本田、(川島)永嗣、(吉田)麻也の3人がキャプテンであり、キャプテンマークを付けるのは本田ということだった。


日本 0-2 ウルグアイ|マッチレポート

【ゲームPHOTOギャラリー】

次ページチームよりも、選手個々を見た方が満足を感じられた試合。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事