森保一監督は決勝へ「相手がどこであろうと考え方は変わらない」。ポイントは“対応力”と“修正力”と“継続力”|アジア杯

2019年01月31日 本田健介(サッカーダイジェスト)

「敬意を払い、相手を知って、我々が持てる力をすべて出したい」

カタール戦の前日会見に臨んだ森保監督。意気込みを語った。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 1月31日、UAEで開催されているアジアカップの決勝、カタール戦を翌日に控え、森保一監督とキャプテンの吉田麻也が前日会見に出席した。
 
 森保監督は冒頭、「明日の決勝戦のカタール戦は非常に厳しい試合になるかなと思っています。ともに6試合戦っていますし、もうひと踏ん張り力を出せるように良い準備をしていきたいです」と意気込みを語った。
 
 森保監督はカタールについて「非常に力のあるチームだと思っています。(今大会)得点16、失点0で勝ち上がってきていることを知っています」と説明しつつ、「しかしながら相手がどこであろうと、考え方は変わりません。敬意を払い、相手を知って、我々が持てる力をすべて出したいです。チームとして1試合ずつステップアップしながらここまで戦ってきたので、決勝戦で思い切り力を出してもらいたいです」と話した。
 
 今大会8ゴールを奪っているアルモエズ・アリを擁するカタールは、2022年のワールドカップの開催国として強化を進めており、スペイン人のフェリックス・サンチェス監督の下、パスワークを主体にしたスタイルを構築している。 
 
 森保監督は「明日の試合はどういう流れになっても対応力、修正力を持って、集中を切らさずに継続力を持ってやってくれると思います」と自信を覗かせたが、準決勝のイラン戦同様、厳しい試合展開が予想される。
 
 8年ぶりの優勝を目指す日本か、初優勝を狙うカタールか、アジアカップの決勝は2月1日、日本時間の23時にキックオフされる予定だ。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
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