出場したゲームの勝率は驚異の75%以上! メッシが“ラウール超え”でリーガの歴代3位に

2019年01月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

最多勝利記録の更新まであと「7勝」

ひとり少ないジローナに苦しみながらも2-0の勝利を飾ったバルサ。メッシ(左)はリーガ得点記録を402ゴールに伸ばしている。(C)Getty Images

 バルセロナは1月27日、ラ・リーガ第21節でジローナに2‐0と勝利した。追加点を挙げて勝利を決定づけたリオネル・メッシは、リーガで通算328勝目を達成した。

 メッシは1点リードで迎えた68分、ジョルディ・アルバからのパスをフリーで受けると、ペナルティーエリア内で冷静にループシュート。ボールはGKボノの肩口を越え、ゴールマウスに転がり込んだ。

 スペイン紙『Marca』によると、328勝のメッシは、327勝を記録したレアル・マドリーのレジェンド、ラウール・ゴンサレスを抜いてリーガ歴代単独3位に浮上したという。
 
 歴代トップ5は以下のとおりだ。

1位:イケル・カシージャス(510試合出場、334勝)
2位:アンドニ・スビサレッタ(622試合出場、333勝)
3位:リオネル・メッシ(437試合出場、328勝)
4位:ラウール・ゴンサレス(550試合出場、327勝)
5位:シャビ(505試合出場、322勝)

 今シーズンのリーガは残り17試合。負傷などのアクシデントがない限り、メッシがカシージャスの記録に並び、さらには上回って単独トップに立つ日はそう遠くないだろう。

 なによりメッシの凄さを示すのは、トップ5で出場試合数が唯一500試合に到達していないこと。上位5名を勝率で比べると、カシージャスが65.4%、スビサレッタが53.5%、ラウールが59.4%、シャビが63.7%なのに対し、メッシだけ75.1%と突出している。

 現在バルサは、2位のアトレティコ・マドリーに勝点5差をつけ、リーガの首位を走っている。これまでリーガを9回制しているメッシは、通算勝利数で歴代トップに立ち、さらに自身10回目となるリーグタイトルを手にすることができるだろうか。
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