本田圭佑がプロとしてサッカーを続ける理由について言及「2010年の南アフリカW杯の時でした…」

2019年01月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

編集動画の中で、自らの体験、想いを英語で告白

本田が2010年W杯時の体験と、その当時の想いについて語った。(C) Getty Images

 メルボルン・ビクトリーの本田圭佑が1月27日、自身のインスタグラムを更新。自らがプロサッカー選手を続ける理由を、過去の経験とともに述べている。


 本田は一編の編集動画の中で、アフリカの地でのある強烈な体験とその当時の想いを告白。映し出されているのは、自身がアフリカを訪問した際に撮影されたと思われる、現地の日常の風景だ。その動画の中で、本田は英語でこう語っている。
「2010年の南アフリカW杯の時でした 両親のいない子供達に会いに行ったんです 僕は彼らと話をしてすごくショックを受けたんですね そしてできるかぎり彼らを助けたいと思い それがプロとしてサッカーを続ける理由だと そのときに考えたことを覚えています」

 2010年南アフリカ・ワールドカップといえば、日本代表が本田の2得点・1アシストの活躍などでグループリーグを突破。ベスト16進出と躍進を見せた大会である。その陰で、本田は両親がいないという境遇の子どもたちの下を訪れ、新たなモチベーションを得ていたというのだ。
 
 思いがけない本田の告白に、返信欄には「そんな本田さんが大好きなんです 心から尊敬しています」「めっちゃ尊敬してます!」「スポーツ、サッカーを通しての世界平和 素晴らしい」といった称賛の声が多数寄せられている。
 
 32歳の本田は日本代表からは退いたものの、オーストラリアでは昨年末まで再三チームを勝利に導くハイパフォーマンスを披露。年末から怪我で欠場が続く本田だが、恵まれない境遇の子どもたちを助けたいという根底にある想いが、今後の彼のパフォーマンスの支えとなっていくのかもしれない。
 

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