【川崎|新体制】今季の目玉、元ブラジル代表FWはダジャレ演出で登場! 指揮官はリーグ3連覇を宣言!

2019年01月28日 いしかわ ごう

目標は国内4冠! 新加入8選手を加えスタート

期待の新戦力FW、レアンドロ・ダミアンはなぜか桃の中からチョコレートを持って登場。そのワケは…。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 川崎フロンターレが1月27日、洗足学園音楽大学で2019シーズンに向けた新体制発表会を行なった。
 
 この日のために結成されたというフロントールズの演奏で幕が開けると、福田市長の挨拶に続いて、藁科社長が登場。
 
 毎年恒例となりつつある、藁科社長によるプレゼンテーションでは、昨年に獲得した理念強化配分金10億円の内訳を明らかにしながら、チケット転売問題への取り組みや陸前高田市との新たなプロジェクトなどを説明。そして今季のクラブキャッチフレーズである「EVER BLUE どこまでも高めていく」を発表し、「リーグタイトルはもちろん、国内3冠、そしてアジア制覇、4冠を目指します」と力強く宣言した。
 
 新加入選手会見では、昨年からトップ登録を果たしている宮代大聖を含めた8人が登場。なかでも今年の補強の目玉と言われている元ブラジル代表のFWレアンドロ・ダミアンは、中華料理レストラン「バーミヤン」のロゴマークである桃の中から、マカダミアナッツ・チョコレートを手に持つという川崎スタイルのダジャレ演出で登場した。さらなる攻撃力向上のキーマンとなるストライカーは、「今、ここにいる選手とともに日々の努力をして、自分の最大限をピッチの中で表現したい」と活躍を誓った。
 
 今季も指揮を執る鬼木達監督も、チームとしてさらなる高みを目指す覚悟だ。
「今年、まず自分たちがやらなくてはいけないのはJリーグ3連覇。今年に関していえば、自分たちにしかないチャンス。とにかく3連覇を目指します。目指しますというか、獲ります」と力を込める。もしリーグ3連覇となれば、日本人監督としては初の偉業達成にもなるが、さらに「カップ戦のACL。天皇杯、ルヴァンカップと、悔しい思いをしているので、狙えるタイトルは全部狙います」と4冠も目標に掲げた。
 
 王者の新シーズンは、新加入選手8人を加えた総勢30人のメンバーで挑む。
 
取材・文●いしかわごう(フリーライター)

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