代表帰りのチャナティップが母国で爆発! 札幌が昨季タイリーグ2位相手に5発快勝!!

2019年01月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

新加入のブラジル人アタッカーと鈴木武蔵もゴール!

アジアカップでタイ代表の主力としてベスト16進出に貢献したチャナティップ。所属チームの札幌に戻ってもさっそく結果を出した。(C) Getty Images

 2019Jリーグ アジアチャレンジinタイのバンコク・ユナイテッド対北海道コンサドーレ札幌は1月27日、タイのSCGスタジアムで行なわれ、5対1で札幌が勝利を収めた。

 試合は序盤から2年目を迎えるペトロヴィッチ体制の札幌が主導権を握る。12分には早くも新戦力ブラジル人FWのアンデルソン・ロペスがPKを沈めて先制。

 さらに4分後にはこの日の主役ともいうべき、母国凱旋のチャナティップが追加点を決める。やはり新戦力ブラジル人アタッカーのルーカス・フェルナンデスからアンデルソン・ロペスにボールが入ると、タイミングよく左のチャナティップへラストパスを供給。チャナティップはワントラップからスムーズな持ち出しで左足を一閃。相手GKの右を破りゴールネットを揺らした。

 その後、1点を返された札幌だが、38分にはルーカス・フェルナンデスが相手ボールをカットし、そのまま前に出ていたGKの頭上を狙ったループショットでネットを揺らす。24歳の新戦力アタッカーは前半だけでお役御免となったが、インパクト十分のパフォーマンスを披露した。

 後半頭、大幅にメンバーを替えた札幌だが攻撃のペースを保ち、立ち上がりの48分にはエリア内に入り込んだ鈴木武蔵が相手と競り合いながらも左足でネットを揺らす。鈴木の移籍後初ゴールで4-1とリードを広げた。

 札幌は84分にも、再び鈴木が加点。結局、昨季のタイリーグ2位を相手に5対1と勝利を収めた。

 札幌は今季も連動性の高い攻撃力が健在。とりわけ、アジアカップでタイ代表の16強進出に貢献したチャナティップとブラジル人MFルーカス・フェルナンデスの両アタッカーは存在感十分。鈴木も2ゴールと好調を窺わせる。昨季4位と躍進した北の雄が、新シーズンに期待を持たせるパフォーマンスを見せた。
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