インテルが吉田麻也の同僚SBを獲得へ! ヴルサリコは半年でアトレティコに返却か…

2019年01月27日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

組み立てにも参加する攻撃的な右SB。

今シーズンの前半戦はサウサンプトンで公式戦22試合に出場し、1ゴール・2アシスト。14節のマンU戦で決めた直接FKは圧巻だった。(C)Getty Images

 吉田麻也のサウサンプトンでのチームメイト、セドリク・ソアレスが、インテルとの契約にサインをしたと、衛星放送『Sky Sports』や『Gazzetta dello Sport』紙など複数のイタリアメディアが報じている。

 契約内容は、今シーズン終了までのレンタル移籍で、インテルはサウサンプトンにレンタル料50万ユーロ(約6500万円)を支払う。買い取りオプションを行使する場合の支払い額は、1100万ユーロ(約14億3000万円)に設定されたようだ。

 ポルトガル代表としてロシア・ワールドカップにも出場した右SBは、クリスチアーノ・ロナウドやリカルド・カレスマなど、多くのスター選手を輩出した名門スポルティングの下部組織出身で、トップチームで活躍後の2015年7月に、700万ユーロ(約9億1000万円)でプレミアリーグのサウサンプトンへ移籍した。

 今シーズンのサウサンプトンでは、公式戦22試合に出場し、1ゴール・2アシストを記録。降格圏をさまよう不振のチームにあって、右サイドで高いクオリティーと継続性を維持し、チームMVP級の活躍を見せていた。
 
 インテルは昨夏、クワドォー・アサモアとシメ・ヴルサリコの加入で課題だったSB強化を実現させたが、右のヴルサリコは度重なる怪我で期待に見合う結果を残せていない。しかも、シーズン後に買い取るには、アトレティコに1750万ユーロ(約22億8000万円)もの大金を支払わなければならない。

 そこでインテルはロシアW杯のグループステージで、ポルトガル代表のスタメンを務めたセドリクに目を向けたというわけだ。シーズン後半戦のイタリア・ダービーでは、インテルの右サイドで、C・ロナウドとセドリクの同胞対決が見られるかもしれない。

 なおヴルサリコは、今冬にアトレティコ・マドリーに返却する可能性が取沙汰されている。
 
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