トッテナムのシソコ、試合中にチームメイトと接触し負傷。“蹴られた”のではなく“蹴った”側なのに…

2019年01月25日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

蹴られたオーリエは涼しい顔で…。

復帰戦でふたたび負傷してしまったシソコ。(C)REUTERS/AFLO

 PK戦の末にチェルシーがトッテナムに勝利した1月24日のリーグカップ準決勝・第2レグおいて、負傷退場を余儀なくされたスパーズのムサ・シソコ。相手に削られたわけではない。チームメイトとの接触プレーが原因だった。
 
 1-2で迎えた78分、浮き球に反応したトッテナムのDFオーリエが右足ダイレクトでボールを蹴り出そうとした瞬間だった。1~2メートル離れた位置にいたシソコもボールに向かってアプローチ。オーリエの存在にはまるで気づいていない。そのままキックモーションに入り、右足を思い切り振り抜く。ミートしたのはボールではなく、オーリエの軸足だった。
 
 すると、蹴られたオーリエは何もなかったかのような涼しい顔をしている。ピッチに倒れ込んだのは、蹴ったほうのシソコだ。インサイドキックで蹴ろうとしたところ、つま先がオーリエのふくらはぎに引っかかる形となり、インパクトの瞬間に右膝に負荷がかかったのである。
 
 そのままダビンソン・サンチェスに代わってピッチを後にしたシソコ。1月13日のマンチェスター・ユナイテッド戦で股関節を痛め、このチェルシー戦で復帰を果たしたばかりだったのに、また負傷。幸いにして軽傷のようだが、シソコにとっては思い出したくない試合の一つと言えるだろう。
 

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