「前半戦より後半戦」のC・ロナウド、67年ぶりにユーベのシーズン最多記録を塗り替えられるか

2019年01月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

イグアインが持つセリエA最多記録の更新も期待。

シーズン前半戦に14ゴールを挙げたC・ロナウド。セリエAでも、マドリー時代のように後半戦の伸びは見られるのか。(C)Getty Images

 1月20日のセリエA第20節で、ふたりのストライカーが脚光を浴びた。

 4得点をマークしたアタランタのドゥバン・サパタと、10試合連続ゴールを達成したファビオ・クアリアレッラだ。両選手は今季14ゴールとし、暫定ながらクリスチアーノ・ロナウドに並ぶ得点ランク首位タイに浮上した。

 そのC・ロナウドは21日に最下位キエーボと対戦する。セリエAデビュー戦となった前回の対戦でネットを揺らせなかった相手からゴールを奪い、サパタとクアリアレッラを再び引き離すことができるか注目だ。
 
 ここまでのC・ロナウドは、リーグ戦で1試合あたり0.74%という数字を残している。だが、イタリア『Sport Mediaset』は、レアル・マドリー時代のC・ロナウドが、前半戦より後半戦に多く得点しているというデータを紹介した。

 これによると、マドリー在籍9シーズンのうち6シーズンで、C・ロナウドは後半戦に得点数を増やしている。とくに昨シーズンは、前半戦で4ゴールだったが、後半戦で22ゴールを挙げている。

 後半戦の得点数が前半戦を下回ったのは、2013-14シーズンと2014-15シーズンの2シーズンのみ。2011-12シーズンは23得点ずつで同数だった。

 当然、ユベントスに移籍した今シーズンも、後半戦にさらなる得点力を発揮することが期待される。前半戦の14得点を1点でも上回れば、少なくともシーズン通算29得点に至る計算で、これが実現すると、ユーベの歴代年間得点ランクで2位となる(『Sport Mediaset』より)。

 戦後の歴代年間最多得点者は、1951-52シーズンに30得点を挙げたジョン・ハンセンだが、はたしてC・ロナウドはこの後半戦、前半戦以上のゴールを奪い、67シーズンぶりに新記録を樹立できるのか。さらには、ゴンサロ・イグアインが持つ1シーズンのセリエA最多得点記録(36得点)に迫ることができるだろうか。まずは、キエーボ戦でのCR7に注目したい。
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