元札幌のDF横山知伸が昨年末に脳内腫瘍の摘出手術。今後は再発防止の治療に専念「必ずピッチに戻ります!」

2019年01月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

12月31日に手術し、1月23日から再入院して再発防止の治療へ

横山は札幌の広報を通して「皆さんに良い報告ができるように頑張ります」とコメントした。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 J1の北海道コンサドーレ札幌は21日、昨シーズンまで所属していたDF横山知伸が、昨年末に脳内腫瘍の摘出手術を行なっていたことを明かした。
 
 横山は昨年12月24日に体調不良となり、埼玉市内の病院に救急搬送。検査の結果、脳内に腫瘍が見つかり、転院後の12月31日に腫瘍の摘出手術を受けた。現在は次の治療に向けて準備しており、1月23日に再入院して再発防止のために治療に専念するという。
 
 現在33歳の横山は帝京高、早稲田大を経て08年に川崎フロンターレでプロデビュー。2012年にセレッソ大阪、14年に大宮アルディージャへ籍を移し、17年に札幌へ加入していた。18年は8月からJ2のロアッソ熊本に期限付き移籍したが、シーズン終了後に契約満了となっていた。
 札幌を通して発表した本人のコメントは以下のとおり。
 
「このような形でコメントを出すことになり、自分でも驚いています。
 
 昨年末に今回のことが発覚し、入院・手術を致しました。
 
 腫瘍摘出手術は成功し、今は次の治療に向け準備をしている状況です。
 
 自分がこの様な状況なってからですが、世の中には 自分と同じような病気を抱えながらも頑張っている方々がたくさんいる ということに気づきました。
 
 自分はサッカー選手として、そんな方々へ夢や感動を与えられるよう、頑張っていきたいと強く思いました。
 
 必ずピッチに戻ります!
 皆さんに良い報告ができるように頑張ります。
 
 最後に、自分の今の気持ちを伝えられるこのような場を設けてくださった、北海道コンサドーレ札幌の皆様に心より感謝申し上げます」
 
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