スパイクを履き替えただけなのに…フルアムのDFを襲った“奇妙すぎる負傷”が話題に

2019年01月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

イタリア人指揮官も不思議がった負傷

負傷の原因は数々あるが、モーソンのケースは非常に珍しいものだといえる。 (C) Getty Images

 プレミアリーグで起きた"奇妙な"負傷が、話題となっている。

 現地時間1月19日、英紙『The Sun』は、フルアムに所属する25歳のイングランド人DFアルフィー・モーソンが、珍しい負傷で戦列を離れていると伝えた。

 昨シーズンはスウォンジーでプレミアリーグ全38試合フル出場を果たしたモーソンは、同クラブの降格に伴って今シーズン開幕前にフルアムに加入。これまでリーグ戦13試合に出場し、11月11日の第12節リバプール戦以降は、8試合連続フル出場を続けるなど、残留争いを余儀なくされるチームにあって、貴重な戦力となっていた。

 しかし、12月29日に行なわれた20節ハダースフィールド戦に45分間だけ出場したのを最後に、年明け以降の3試合全てを欠場。その詳細は明らかにされることがなかったため、退団の可能性など、あらぬ疑惑までが浮上していた。

 だがこの度、フルアムのクラウディオ・ラニエリ監督が、その怪我の理由を明かした。67歳のイタリア人の老将は、「本当に奇妙なもんだよ」と話し、さらに次のように続けた。

「彼はただ、スパイクを履き替えただけだったんだ。それなのに、膝を痛めてしまってね。今は試合に出られる状態じゃないらしいんだ。最初は信じられなかったよ。彼は思った以上に時間を必要としている。いつまでか? 正直言って、私には分からないよ」

『The Sun』によれば、モーソンは練習中にスパイクを履きかえる際、膝の筋肉にダメージを負ったため、長期離脱を余儀なくされたということだが、彼にとってもチームにとっても、とんだ災難である……。
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