【福岡】欧州スタイルの浸透を図るペッキア新監督の下、狙うはJ2優勝&J1昇格!!

2019年01月20日 中倉一志

クラブは主導権を握った攻撃的なサッカーを目指す

福岡は9名の新戦力を加えて始動。写真は前列左から北島、桑原、ペッキア監督、喜田、前川。後列左から石原、田邉、セランテス。その他に菊地と三國が新戦力として加わる。写真:中倉一志

 アビスパ福岡は1月12日、福岡市内でファビオ・ペッキア監督就任会見、並びに新体制発表記者会見を行なった。

 今シーズンの目標は「J2優勝、J1昇格」。変わらぬスローガンとして「感動と勝ちにこだわる」を掲げ、アビスパのサッカースタイルを確立する元年として2019シーズンをスタートさせる。目指すサッカーは、主導権を握った攻撃的なサッカー。新たに9名(菊地直哉は18日に加入を発表)の選手を獲得し、うち10代の選手が5名と若い選手中心の補強となったが、「年齢は気にしていない。後方からもボールをつないで主導権を持って戦えるように、ボールを扱える技術の高い選手を人選した」と鈴木健仁強化部長は胸を張る。最終的にはセンターフォワードに外国籍選手を補強予定で、スタート時点での陣容は24名体制。少数精鋭でJ1昇格を目指す。
 
 そして新たにチームを率いることになったファビオ・ペッキア監督は「今まで私が積み重ねてきた経験とヨーロッパスタイルのサッカーをスタッフに理解してもらい、また私自身も日本のスタッフから学んで、チームを作っていきたいと思っている。みんなでひとつになって昇格を狙いたい」とコメント。アビスパが求める攻撃的なサッカーを、どのような形で表現するのかに注目が集まる。
 
取材・文●中倉一志(フリーライター)

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