G大阪の二川孝広が関西1部のFCティアモ枚方へ!元鹿島の野沢も今冬に加入

2019年01月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨年4月に栃木へ加入するも7試合の出場に止まっていた

日本代表としても活躍した二川。一撃必殺のスルーパスは今もなお健在だ。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 1月18日、ガンバ大阪は二川孝広がFCティアモ枚方へ完全移籍すると発表した。
 
 二川はG大阪ユースを経て、1999年にG大阪へ加入。天才肌のパサーとして活躍し、2003年からは背番号10を背負った。2005年にはチームのリーグ初制覇に貢献。長きに渡って青黒軍団の司令塔として存在感を示してきた。
 
 2016年の途中に東京Vへ期限付き移籍。昨季は4月に栃木へ加わり、ベテランらしく"いぶし銀"の働きを見せていたなかで、新シーズンの去就が注目されていた。
 
 新天地となるFCティアモ枚方は関西1部リーグからJ入りを目指すクラブ。京都などで活躍した辻本茂輝が監督を務め、1月4日には鹿島で活躍した野沢拓也の加入を発表して注目を集めていた。
 
 長きに渡って籍を置いたクラブに別れを告げ、新たなクラブで挑戦をスタートさせる二川。G大阪を通じて、「この度、FCティアモ枚方へ完全移籍することとなりました。ガンバ時代には多くのサポーター・ファンの皆さんに応援して頂き、本当に有難うございました。改めて感謝いたします。同じ大阪にあるチームで現役としてまだプレーをするので、引き続き応援してもらいたいと思います」と、ファンに惜別のメッセージを寄せた。
 
 また、期限付き移籍で在籍していた東京Vと栃木にも、両クラブの公式ホームページからコメントを発表。

「前回のコメントと同じになりますが、加入の際に温かく迎えていただいたクラブの皆様、ファン・サポーターの皆様には、今も変わらず感謝しています。今後もヴェルディのことを応援しています。2年間本当にありがとうございました」
 
「昨年4月からの加入でしたが、栃木のクラブの皆様、ファン・サポーターの皆様にはとても温かく迎えていただき感謝しています。初めてプレーする選手や久し振りにプレーする選手もいましたが、このチームでサッカーが出来て良かったと思っています。今後も栃木SCの事を応援しています。本当にありがとうございました」
 
 新天地での活躍が期待される二川。FCティアモ枚方の公式ホームページを通じて、今季の意気込みを語っている。
 
「この度、ガンバ大阪から加入しました二川孝広です。僕が育った高槻市の隣にある枚方市は、子供の頃からサッカーの試合などを通して馴染みのある場所でした。その枚方の地を拠点に活動するFC TIAMO枚方でプレーするチャンスをいただけたことをとても嬉しく思っています。チームが目指すJFL昇格を実現するために、共に戦うチームメイトや『サッカー』に対するリスペクトを忘れずに全力で戦います。よろしくお願いします」
 
 38歳の二川がチームをJFL昇格に導けるのか注目だ。
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