ベルギー紙が日本人ふたりの去就について見解示す 「木下康介のSTVV加入はほぼ確実」「森岡亮太は残留が濃厚」

2019年01月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

森岡は本人の希望で残留か

10番を与えられながら、出場機会が限られている森岡。監督交代で風向きが変わると見られるなか、体調不良で1月の合宿への合流も遅れ…。 (C) Getty Images

 ベルギー1部のジュピラーリーグはウインターブレークを終了し、今週末に再開する。この間、各クラブはスペインなどで合宿を行ない、後半戦に備えた。

 そんななか、先日、日本企業「DMM.com」が出資しているベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)がスウェーデンの2部リーグ、ハムスタッズBKに所属するFW木下康介の獲得に乗り出したと報じられた。横浜FCユースから欧州に活躍の舞台を移した190cmの大型ストライカーだ。

 ベルギー・メディア『VOETBAL belgie』のトム・ヴァン・デン・アヴェーレ記者は、「STVVの木下獲得はほぼ確実。ただし、木下が実際にプレーするまでには、しばらく時間がかかるだろう。数週間かかる可能性もある。ただし、すべてが順調に進んだ場合、キャスパー・デ・ノレの抜けた穴を埋める、さらなる攻撃者として前線のポジション争いに参加してくるだろう」と見解を述べている。

 また、STVVが今冬の移籍を狙っていたと噂されていたMFが、現在アンデルレヒトに所属している森岡亮太だと言われている。ベルギー紙『Het Nieuwsblad』は、その森岡について、「今冬の移籍オファーを彼は拒否した」と報じている。

「パープルホワイトはオーストリア人のピーター・ズルジという新たな司令塔を獲得したため、10番の森岡亮太は居場所を無くした状態だ。クラブ側は、資金的に潤沢な中東から好条件のオファーが来ていたことを認めていたものの、森岡はそれを拒否。

 彼は今シーズン、アンデルレヒトで重要な役割を担うに至っていないが、彼はパープルホワイトであることを維持するようだ。同リーグのSTVVは興味を認めながらも、本人の意向もあり、具体的なオファーを出すには至っていないとみられる」

 STVVは現地18日にリーグ首位のヘンク、アンデルレヒトは20日にヘントと対戦する。
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