神戸の伊野波雅彦が契約満了により退団!日本を代表する守備職人の次なる職場は…

2019年01月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

気になる伊野波の今後は現時点で未定だ

昨季は中盤戦以降に出場機会を増やし、リージョ監督からも高い評価を受けていたのだが...。(C)SOCCER DIGEST

 1月17日、神戸は契約満了に伴い伊野波雅彦の退団を発表した。
 
 伊野波は鹿児島実から阪南大に進み、2006年に大学を中退してFC東京に加入。最終ラインやボランチをこなす守備のマルチロールとして評価を上げると、鹿島やクロアチアのハイドゥク・スプリトでもプレーし、12年に神戸へ活躍の場を求めた。2013年から15年までは磐田に籍を置いたが、16年に神戸へ再び移籍。同年は27試合に出場し、主軸として存在感を示した。
 
 また、伊野波は日本代表としても活躍。2011年に出場したアジアカップでは、準々決勝のカタール戦で決勝点を挙げるなどチームの優勝に貢献した。2014年に行なわれたブラジル・ワールドカップでも、出番こそなかったがメンバー入り。国際Aマッチでは通算で21試合に出場するなど、国際舞台でも長きに渡って戦ってきた。
 
 近年は神戸で出番を減らし、2017年はリーグ戦で15試合に出場したのみ。昨季もファン・マヌエル・リージョ監督が就任した9月以降にインサイドハーフとして躍動したものの、シーズンを通じてはリーグ戦10試合の出場に止まっていた。
 
 日本を代表する守備者である伊野波。今後については未定となっている。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事