２連勝を果たし、すでに決勝トーナメント進出を決めている日本は、１月17日にグループリーグ最終戦のウズベキスタン戦を迎える。
 
　森保一監督が「選手を多く替えて臨もうと思っている」と大幅なメンバー変更を示唆するなか、出場が期待されるのが地元のクラブチーム、アル・アインに所属する塩谷司だ。
 
　守備のユーティリティは、広島時代に指導を受けた森保監督からポジションに関して「後ろ全体で考えている」と説明を受けているようで、最終ラインやボランチでの起用が予想される。
 
　ウズベキスタン戦では「家族やアブダビ、アル・アインに住んでいる友人も来てくれると言っています」と力強い後押しもあるようで、「自分にできることをチームのためにやろうと思っています」と意気込む。
 
 

　また森保監督やチームメイトには、試合が行なわれる街、アル・アインの情報も提供しているという。ただ、仲間からは意外にも厳しい言葉が飛んできたようだ。
 
「皆、めっちゃディスってくるんですよ。なんにもないじゃんと。よくこんなところに住めるねとか（笑）。ショックですよ。静かで良いところなんですけどね」
　
　チームメイトとの冗談まじりのエピソードで記者陣の笑いを誘った塩谷は、ピッチの上でも存在感を放てるのか注目したい。
 
取材・文●本田健介（サッカーダイジェスト編集部）
 
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