2戦不発…24歳の誕生日を迎えた南野拓実が語ったゴールから遠ざかっているワケ|アジア杯

2019年01月16日 本田健介(サッカーダイジェスト)

「最後のファーストタッチのところも悪い感じはしていない」

誕生日にケーキをプレゼントされた南野。ウズベキスタン戦ではゴールを奪えるか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 2連勝ですでにアジアカップの決勝トーナメント進出を決めている日本は、グループリーグ最終戦のウズベキスタン戦(1月17日)へ向けてトレーニングを行なった。
 
 この日、24歳の誕生日を迎えたのが南野拓実だ。南野と言えば、森保ジャパンではチームの初陣から3試合連続ゴールを奪うなど躍動。ただアジアカップでは2戦不発で、特に第2戦のオマーン戦の序盤には4度の決定機をモノにできなかった。
 
 ゴールから遠ざかっている理由はなんなのか。「初戦に比べて攻撃の形を作れていましたし、それは良かったです。ただ後半は長く相手にボールを持たれる時間があったのは修正すべきだと思います」とオマーン戦のチームのパフォーマンスを振り返りつつ、自身の調子を説明した。
 
「細かいことですが、自分としてはシュートまで、最後のファーストタッチのところも悪い感じはしていなくて、あと少しシュートを浮かせるとか、キーパーをギリギリまで見るとか、そういうところだと思います。例えばキーパーの股を抜いたりだとか、そのあたりの余裕は少しなかったのかなと。でも良い時はなにも考えずに入るので、別に自分としては外した部分はあるけど、気持ち的には問題ないですし、入れるまでやってやろうと思っているだけです」
 
 わずかな感覚のズレなのだろう。それでもやり続ければ、ゴールを奪える自信はある。17日のウズベキスタン戦は数人のメンバー変更が予想されており、南野が先発するかは定かではないが、誕生日を迎えたばかりの男に歓喜が訪れることを期待したい。
 
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取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
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