マンU、ポチェティーノがダメならイングランド代表監督を招聘? 来季からの新任候補に急浮上

2019年01月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

スールシャール続投の声もある中で…

堅実な手腕で、イングランド代表を28年ぶりのW杯ベスト4に導いたサウスゲイト。その実力にユナイテッドは目を付けた。 (C) Getty Images

 1月13日、マンチェスター・ユナイテッドは、プレミアリーグ第22節でトッテナムと敵地で対戦する。

 昨年12月のジョゼ・モウリーニョ前監督の解任を受け、暫定監督として今シーズンいっぱい指揮を執ることになった指揮官オレ・グンナー・スールシャールの下、チームは就任から無傷の5連勝と好調だ。

 それだけに、次期指揮官候補の最右翼とも言われるマウリシオ・ポチェティーノが率いるトッテナムとのビッグマッチには大きな注目が集まる。

 ただ、ユナイテッドが狙っているのはポチェティーノだけではないようだ。英衛星放送『Sky Sports』や英紙『Telegraph』は、1月12日、ユナイテッドがイングランド代表を率いるガレス・サウスゲイトの招聘も検討していると報じた。
『Telegraph』によれば、ポチェティーノがトッテナムを離れないことへの懸念が高まっていることから、ユナイテッドはロシア・ワールドカップで成功した48歳の指揮官に目をつけたという。

 スリーライオンズ(イングランド代表の愛称)を28年ぶりにベスト4へと導いたサウスゲイトは、堅実なプレースタイルや若手の登用ぶりなどから、その手腕は高く評価されている。実際、10月にイングランドサッカー協会(FA)との契約を2022年まで延長したばかりだ。

『Sky Sports』によると、ユナイテッドは現時点でFAとはまだコンタクトを取っていないとのこと。同メディアの取材に対し、同クラブはコメントを拒んだという。

 OBとしてサポーターからの人気もあり、5連勝でチームを立て直しつつあるスールシャール監督を続投させるべきとの声もあるユナイテッド。一方で、"本命"のポチェティーノを何としてでも引き抜くべきという主張もある。

 そんな中で、急浮上したサウスゲイトへの関心報道を、ファンはどのように受け止めるのか。そして、ユナイテッドは最終的に来季からの指揮を誰に託すのだろうか。
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