追加招集の乾貴士&塩谷司は準備万端!オマーン戦でのチャンスを待つ

2019年01月10日 本田健介(サッカーダイジェスト)

乾はチームを盛り立てる

追加招集の乾はチームのムードメーカーに。調子も良さそうだ。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 アジアカップの初戦でトルクメニスタンに勝利し、白星スタートを飾った日本は一夜明けた1月10日、トルクメニスタン戦のベンチメンバーを中心とした12人でトレーニングを行なった。
 
 人数が限られるなか、チームを盛り立てたのは乾貴士だ。ウォーミングアップのボール回しでは率先して声を出して笑いを誘うなど、ムードメーカーの役割を担った。
 
 乾は右足を負傷した中島翔哉に代わって追加招集され、1月6日にチームに合流。森保ジャパン初参加となったが、「出られれば良いですが、そこは監督の判断。練習からアピールしていきたいです」と静かに闘志を燃やす。
 
 もっともトレーニングの様子を見ていると調子は良さそうだ。本人も「悪くはないです」と語ったとおり動きにキレがあり、この日も森保監督にアピール。出場するとなれば、左サイドハーフが考えられるが、逆サイドのレギュラーである堂安との関係性についても「律が仕掛けるタイプなので、律が仕掛けるなら俺はバランスを取りながらやっていきたいです」とイメージを膨らませる。
 
 
 一方、乾とともに追加招集となった塩谷司も訪れるであろう出番へ向けて着々と準備を進めている。
 
 左SBやCB、またボランチもこなす守備のユーティリティは、森保監督からは「後ろ全体で考えている」と言われているという。この日の練習後には「ここから怪我人が出るかもしれませんし、どういう状況になるか分からないので、いろんなところをできる準備、イメージはしておきたいです」と意気込みを語った。
 
 ちなみに現在はUAEのアル・アインでプレーする塩谷は日本の次の対戦相手であるオマーンについて「昨日の試合を観る限りではサポーターの方もたくさん来ていましたし、アル・アインでもオマーンの方はよく見ます。次の試合はアウェーという感じになると思います」と警戒した。
 
 遅れてやってきたふたりの実力者が、オマーン戦、はたまた今大会でキーマンになる可能性はあるだろう。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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