「柴崎が驚異のパス成功98本!」「大迫のゴール不敗神話継続」とっておきデータをOptaが公開!|アジア杯

2019年01月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

国際大会ではおよそ8年ぶりの高水準!

大苦戦のトルクメニスタン戦にあっても、柴崎は驚異的なパス成功数をマーク。冷静なゲームメイクが光った。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 まさに薄氷を踏むような戦いぶりで、アジアカップの初戦をモノにした森保ジャパン。トルクメニスタンに先制されるなど苦しい展開の前半を経て、後半に入ると大迫勇也の2発で逆転に成功し、さらに堂安律の豪快弾で3-1と突き放す。PKで1点を返されて反撃を食らうなど、最後までヒヤリとさせられた一戦だったが、なんとか逃げ切って見せた。

 お世辞にも褒められた内容ではなかったものの、それでもしっかり勝ち切るあたりは称えられて然るべきだろう。チームは森保一・新政権下での無敗をキープしている(5勝1分け)。

 スポーツデータ配信大手の『Opta』は公式ツイッターアカウントで、トルクメニスタン戦における日本代表のパフォーマンスを解析。興味深いデータをいくつか紹介している。

 まずは、2ボランチの一角を担った司令塔・柴崎岳のデータだ。同社換算によると、「柴崎岳はトルクメニスタン戦で98本のパスを成功させた」という。そしてこの数値は、日本代表の国際大会(ワールドカップ、アジアカップ、コンデフェレーションズ・カップ)におけるパス成功数としては、2011年アジアカップのグループリーグ第1戦ヨルダン戦で遠藤保仁が記録した106本以降では、最多だったという。いまや名実とも、サムライブルーのコンダクターと言っていいだろう。

 
 大迫の"不敗神話"も継続中だ。現在ヴェルダー・ブレーメンで活躍するCFは、今回のトルクメニスタン戦で2ゴールを決め、日本代表での通算得点数を12とした。得点を挙げたのは9試合で、そのすべて勝つか引き分けるかしているのだ(7勝2分け)。つまり今回も大迫が同点弾を決めた時点で、日本の黒星は回避されていた(?)ということになる。今大会でどれだけゴール数を伸ばし、不敗記録を更新するのか注目だ。

 なお2000年以降に日本代表監督に就任し、初の国外での試合で勝利を飾ったのは、森保監督が3人目だという。ジーコとハビエル・アギーレが先達で、ともに初アウェー采配で白星を挙げていた。

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