薄氷の初戦勝利を森保監督が総括「先制されてもプレーすることを止めなかった」

2019年01月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

試合内容には課題が山積みだが…

森保監督は「すべての部分で改善して成長しながら勝っていくということをこの大会で掲げている」とアジアカップのテーマを語った。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

[アジアカップ・グループリーグ第1戦]日本 3-2 トルクメニスタン/1月9日/アルナヒヤーン・スタジアム

 アジアカップの初戦でトルクメニスタンと対戦した日本代表が、3-2で逆転勝利を収めた。
 
 立ち上がりからポゼッション率で優位に立った日本だったが、パスミスを繰り返してなかなか攻撃のリズムを作れない。そうして迎えた26分、トルクメニスタンのアマノフに豪快なミドルを決められて先制点を献上。嫌な空気が漂った。
 
 しかし、森保ジャパンは後半に入ると一転して息を吹き返す。まずは56分に大迫勇也が同点弾を沈めると、その4分後にも大迫が同点弾。さらに、71分に堂安律が決勝点となる3点目を決めた。その後は、79分にトルクメニスタンにPKを決められて1点差まで詰め寄られたが、最後は守備陣が踏ん張って3-2で試合を終わらせた。
 試合後のフラッシュインタビューに応じた森保一監督は、薄氷の白星を振り返って、「初戦は難しい戦いになると思っていました。これがこの大会の難しさかなと思っています」と第一声。そして、「先制されても選手たちがプレーすることを止めずにチームとして戦い続けてくれて、今日ここに来られているサポーターの皆さんや日本で応援してくださっているサポーターの皆さんに、まず勝利を届けられて良かったと思います」と勝利を喜んだ。
 
 とはいえ、試合内容には課題が山積しており、今後に向けて改善は必須だ。指揮官も「すべての部分で改善して成長しながら勝っていくということをこの大会で掲げていますので、次のオマーン戦に向けてもまずは最善の準備をする、そして試合でベストを尽くし、成長と勝利を目指しながらやっていきたいと思います」と表情を引き締めていた。

 日本代表は13日に行なわれるグループリーグ第2戦でオマーンと対戦する。初戦の反省を生かして2連勝と行きたいところだ。

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